平成17年4月15日。
 
Picture
○
JR東日本のsuicaのCMを見て以来、「ペンギンと生活したい」という謎欲求が高まり、
仕事中にも、「ここにペンギンがいたら、いいのになぁ」としみじみといい倒し、
周囲に「ペンギンは個人所有が可能なのか?」という疑問を持たせ倒しているかえるです。
こんばんは。

冷凍庫で飼わなくても、あまつさえ深いプールを用意しなくても、
ダンボールと新聞紙と庭に池があれば飼えそうなペンギンが存在します。

ケープペンギンという南アフリカにいるペンギンなのですが、
身長40cmという小柄さもあいまって、可愛くて可愛くて仕方が無いのです。

いっそ、家を全部フローリングにして同居したいぐらいです。
夢です。


と、夢だけはたっぷりと、実現は難しそうな妄想をしつつも作業をしていたところ、
「掛川花鳥園」というところでは、ペンギンが触れるらしいということで、
先日、こっそりと行って来ました。

雨でも安全な全天候型、どう考えてもむちゃくちゃ大きい大温室のなかに、
これでもか! とばかりに吊るされた花、泳げるどころではないほどの池、
MYST?と思ってしまいそうなほど、だだっ広い池、後山。

と、カラフルなんだか、全部詰め込んだのか、広いのだか、
家に持って帰ったら大きいのか小さいのか、
果ては、餌を持って歩いていたら、くちばしがもげそうな南国調の鳥から、
カモから、白鳥から孔雀から、エミューから、ペンギンまで、
全ての生物にモテモテになるという素敵空間。


かえるに変態してから、ずいぶんと時間が経ちますが、
普段動物園や水族館に居そうな生物が、かえるの服の上や頭の上、あまつさえ
鞄の中に頭を突っ込んで餌を探す姿や状態になるとは思いませんでした。

餌代用に取っておいた100円玉を、ゲームセンターか何かのように、
大量に餌箱に投入し、餌を買っては撒く始末です。

これ、半端なく楽しいです。


餌を撒くだけ撒き、満足して椅子に座って休憩していたところ、
なんだか、部屋の隅っこにダンボールがちまりと置いてあります。

疑問に思って近づいて。
その中で、ペンギンが熟睡している姿を見つけ、再び大興奮。

どうやら、この花鳥園ではペンギンは各々所定の位置で眠っているらしいのですが、
それは、朝でも昼でも夜でも、眠たいときには眠るみたいなのです。

寝たいときに寝て、それに飽きたらそこら辺を散歩するペンギン。
思わず、その後ろをうろうろと追っていくかえる。

かえる的、初おっかけです。
ぺんぎんの迷惑という思考は完全に飛んでます。

好きなものを目の前にすると、何も考えずに付いていく道理がわかりました。
ついていっちゃいます。
だって、相手が動くから。


というわけで、ただひたすらペンギンの後をうろうろと付いていき、
餌をやれる時間には、思わず子供と一緒に並んでしまい、
魚を喉元に押し込みつつも背中を触りまくり…。

と、この上なく素敵な一日を過ごすことができました。


掛川花鳥園。


思わず、履歴書を書いてしまいそうになるほど素敵です。
らぶ。
      
 
Prev Index Next

Top