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やろうと思い立つものの、どうもそれが苦手すぎて、
おろおろとしている間に時期を逃すのが慣例となっているかえるです。
こんばんは。

スケート、プール、英会話、塾、ピアノ。
小さい頃に散々イヤになってもやっていたお稽古事のせいで、
かえるは非常にお稽古事が苦手な生物です。

月曜日から日曜日まで、何もない日は一日しかなく、
それも大概塾の宿題をやっつけていると終わってしまう。
そんな生活をしていたので、あまり固定された時間というのが得意ではないのです。

という理由から、自分の自由選択としてお稽古事を習えるようになる年頃になると、
習い事は全部やめてしまい、毎日ふらふらと本を読み散らかしたり、
かえるを書き散らす生活にふけるようになってしまいました。

微妙に駄目人間の出来上がりです。

が、そんな駄目カエルにも年に数回「何かやりたい病」にかかります。
一昨年は免許取りたい病にかかるも、「重いよ」という言葉で諦め、
去年はプールでつよつよ泳ぎたいなぁと思いながらも、申し込みが怖くて諦め、
今年は、お茶を習いたいなぁと思いつつも、申し込み電話が怖くて途方に暮れっぱなしなのです。


有る程度分かっている人であるなら、声の調子や微妙な間で「ああ、今はちょっとまずそうだ」
と分かることもありますが、どうも全く知らない人に電話で何かを尋ねたりするのは、
なんだかとても戸惑ってしまうのです。

果たして今は仕事が詰まっていない時間だろうか？
実は凄く忙しかったら大丈夫だろうか？
というか、これで時間が固定されてしまってもちゃんといけるだろうか？
これで次の日から寝込んだら、いけないまま一ヶ月とかありそうだし。

と、考え始めたら止まりません。
良く考えたら、一度始めたものは大体５年単位でやり続けているので、
後者の心配は殆ど無用にもかかわらず、二の足をただひたすらに踏み続けてしまうのです。

固定された時間と、見知らぬ相手をいきなり固定してしまう事。

あんまり苦手すぎて、今日も電話がかけられずに終わるのです。
ううううう。