平成17年6月21日。
 
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最近、少々どころか多分に私的なことで、お手紙を書く必要にかられ続けたかえるです。
こんばんは。

分かっている人はあっという間に分かって、にやにやされそうですし、
分からない人には、分からない方が人生普通の道が歩めて素敵なのですが、
実年齢を文章で書き表す必要性に駆られることがありました。


かえる年齢的には、指定された年齢を大幅に過ぎているので、
なんら苦にならないはずの、「年齢をあらわす文章」。

けれども、かちかちと書こうとした途端、考えることがありました。


文章上だけの年齢。
「かえるは義務教育は大分前に終わってしまいました」と書こうとも、
「かえるはいまだお酒が飲める年齢に達していません、ごめんなさい」と書こうとも、
文章だけなら、立派に詐称を通すことができます。
少し難しげな漢字、言葉遣いをやめたりしたならば、なんとなく出来そうです。


そんな風に思った瞬間、「年齢をあらわす文章」というのは非常に難しいのでは?
と腕組みしつつ考え込んでしまったのです。

外見も、顔も、声も分からない、文章だけの世界。
それゆえに、言い表し方や、書き方、相手への気遣い があるかないか、
それらを書くことが出来るのか? と言った文章能力と気遣いがあるかないかで、
年齢というのはいくらでも読み間違えたり、上増し、さば読み可能であると、
今更ながら気が付いたのです。

ちまちまと書いたり書き忘れたり、一日何回も更新して水増ししたりした結果、
大体4年ぐらい日記もどきを書いている割には、年齢について書いたのは1回だけのかえる。

戴くお手紙も、「大学受験頑張ってください」から「お仕事頑張ってください」まで、
年齢の幅も5〜7歳ぐらい変わっていそうです。

それだけ書いていても、予想される年齢というのはこれだけ幅があるのにもかかわらず、
お手紙でそれを判断してもらうというのは、非常に文才が必要な難しい作業なのだなぁと、
書いたり消したりしながら、考えた一日でした。



と、物凄くまじめに考えた結果、書いていた「年齢をあらわす文章」ですが、
結局は全速力で趣味全開のことなので、偉いことはいえないのです。


人間、時には物凄い勢いでお話にはまることがあります。
かえるだって、一匹で想像してメロメロするよりは、
他の方の素敵なお話に、時には悶え転がりたかったのです。
うっとりー。
      
 
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