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今年の角川フェアーのディスカバー君のブックカバーが欲しいばかりに、
毎日ちまちまと本を読んでいるかえるです。
カフカ、不条理過ぎ。
出かけるときには、小さい音楽再生機と本を持っていくかえるにとって、
ブックカバーというのは非常に重要なものです。
文字であれば何でも読むので、人前で読むと偉ぶれそうなものから、
「こんなの」と見せたら最後、二度と口をきいてくれそうに無いものまで、
電車の中や人待ちの最中に読んでしまうからなのです。
決して人前では読めない本まで読めるようにしてくれるブックカバー、
今までは本屋さんでかけてもらった物をそのまま使っていました。
けれども、ふらりと入ったカフェ屋さんで「よろしかったら」と、
素敵なブックカバー(紙)を戴いてしまったのです。
「わーい。」と喜び早速かけ直し、ふらふらと読み歩いてみたところ、
オリジナルのブックカバーというのは意外と格好が良いものです。
紙一枚の違いなのに、恥ずかしいものを隠せるものから、
見せびらかせるものになるなんて、それはもうびっくりです。
早く気が付けば人生変わりましたのに。
そんな、素敵かつ格好良くしてくれるブックカバー。
角川の夏100の本を2枚買うともれなくもらえるカバーも素敵なのですが、
どうせなら、自分で作ってみたいなぁという衝動にかられてしまいました。
どんなのが、カエルらしくて普段使えるだろうか? と考えて、
最初に考えたのは、みっちりと本が描かれているカバー。
ちまちまと描いては見たのですが、これはちょっとかえるには荷が重すぎました。
仕方が無いので、○と×がひたすら描かれたのはどうだろう? と描いてみたのですが、
紙で作るカバーである都合上、折りたたまれたり、外から全く見えなかったりする箇所があり、
単純に見えて、これがなかなか難しいということに今更ながら気が付きました。
本屋さんで本を買うと、もれなくかけてもらうカバー。
場所によっては、オリジナルであったり可愛らしいものであったりと、
かなりバリエーション豊かであるにもかかわらず、普段はあんまり気づかないカバー。
けれども、どうせなら作家さん別にオリジナルのカバーをかけたら素敵だなー とか、
ぱっと見は普通だけど、近くに寄ったら脱力するようなカバーとか素敵だなー と思い始めると、
結構凝りに凝ることが出来そうなブックカバー。
夏の大お祭りまであと数日に迫っている現実日程ですが、
何か素敵な図案が神様から戴けた日には、なんぞちょろりと作ってみたいと思うのです。
かきかき。
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