平成17年9月22日。
 
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日記のメモを見る限り、どんどんと難しいことを後回しにした挙句、
「こういうことが言いたいの」という欲求を立派に腐らせるかえるです。
今になっては何が言いたいのかなど、もうさっぱり。


「きちんとしないといけないよ」と、繰り返し繰り返し撫でさすられて言われても、
どうにも忘れてしまった挙句、しっぺ返しを食らうのが身の回りの不始末。

対人関係でだらしが無ければ、人が減り、
異性関係でだらしが無ければ、同性の友人が一挙にごっそりと減り、
部屋の中でだらしが無ければ、体付きと部屋の中が酷くなる。

頭では理解はしているし、重々大事であると必死で気を使い続けるものの、
家に帰るとすこんと忘れてしまうのが、一番手を抜きやすい身の回り。

いい加減冬も近づき、ふかふかな手袋やマフラー、ファーの物を玄関に移動しなくてはいけないのに、
忘れてしまうのが、体のこと。

夏の間は、お皿を洗おうとも洗濯物を干そうとも、そのまま紙仕事をしようとも、
居なくなるような皮脂ではなかったのに、今ではあっという間に居なくなる皮膚あぶら。

あるときは、嫌になるほど潤沢なのにと文句を言おうとも、
目の前の現実はびっくりするほどにカサカサなので、仕方なしにハンドクリームを買いに。

毎日使うものだけは。
嫌だ嫌だと思っているものだけは、張り込まないといけないよ と、誰かに言われた覚えがあるので、
良い香りのする偉いものを、うんと張り込んで家に連れて帰ってきました。

くすんだ金色の丸い缶。
大きすぎて連れて出かけられないほどの丸い缶は、仕方が無いので机の上に。

お皿洗い後や、洗濯干し後、お風呂上りや寝る前に、薄くとっては塗りこんでいくクリーム。
塗るたびに、蓋を開けるたびに良い香りが薄く続くので、
「ああ、水仕事してよかったなぁ」とうっとりする一日数回の小作業。

最初に感動した香りに慣れてしまう前に。
しっとりとした手でなくても生きていけると思い切る前に。

小さな習慣というものが、いかに後で楽になるかという事を切々と、
自分に言い聞かせて学習してもらいたいのです。

ぬりぬり。
      
 
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