平成17年9月30日。
 
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使い道を考える前に、一目で欲しくなってしまうのが可愛らしい布。
色が綺麗だったり、素材が柔らかなものだったり、細かな細工がしてあったりすると、
後先考えずに購入してしまうかえるです。
おかげで部屋は布まみれです。


一日中家に居たとしても、郵便屋さんや宅急便屋さんと荷物のやり取りをしただけで
あっという間に風邪をひく体質の為、休日も出来るだけ出歩かない。
そんな引きこもりに近い生活を送っていると、家で出来るのは家事と掃除と手慰み。

小さい頃からそんな生活だったので、外のテーマパークには疎くなってしまいましたが、
家の中や机の上の暇つぶしは、とても上手になってきてしまいました。


そんな中でも、割合飽きずにやっているのが布いじりなのですが、
最近かえるの中で更に流行っているのが、和柄の布なのです。

最初のうちは、何も本物を使って雑貨を作らなくても…とプリントされた布や
ポリエステルのちりめんで作業をしていたのですが、妙に形が決まりません。

花を作ったとしても、ぷっくりとした形や艶のある葉っぱが妙に作れず、
偽物の花なのに、更に偽物めいた花になってしまうのです。
これは、よくない。

仕方が無いので、「技術が足りなくても、材料がよければ何とかなる」という
昔からの言いつけ通り、ちゃんとしたちりめん、絹の布で作業し直したのですが、
流石に良い材料、かえるの技術でも花っぽくなりました。


赤くて可愛い花もどき、白に手間を加えると色々な花になる花もどき、
16枚までは作れませんが、12枚ぐらいでも十分見られる菊もどき。

こんなものをちまちまちまちまと作り続けて見た所、更に作ってみたいなぁと思ったものが買い物袋。

表布は帆布で全くかまわないのですが、裏地を素敵にしてみたい。
いっそ手ぬぐいの可愛い赤なんかの物を手に入れたい。

その一心でうろうろと出かけた所、手にいれたのがこんな手ぬぐい。



こんなの


あんまり可愛いのでそのまま作業に入り、一気に縫ってしまいたくなったのですが、
手ぬぐいで困るのが色落ち。
何かで中が濡れたり雨が入ってしまったら、赤が一気ににじんで大変なことになってしまいます。

色落ちがなくなるまでひたすら洗い、それから作業に入らなくてはいけません。



ということで、買った日から一緒にお風呂に入って石鹸で洗っているのですが、
どんなに洗っても、そこはかとなく赤い泡が出来てしまうこの手ぬぐい。

手ぬぐいって、どうやったら色落ちが無くなってくれるのか、
だんだんぐったりとしてきました。


くったり。
      
 
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