平成17年10月5日。
 
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人より爪が薄いのか、それとも生活が粗忽すぎなのか日々ばきばきと割れていく爪。
根性や気合を入れても横に割れが進行していくのを眺めていくと、
「ネイルの学校とかよさそうだよな…」としみじみするかえるです。
こんばんは。

和室でお稽古中、手でむきを変えようとした瞬間に割れる爪。
お皿を洗った後に、拭き掃除をしていると壁に突撃して割れる爪。

と、10中8ぐらいの割合で粗忽さで爪を割り倒しているかえるなのですが、
あんまり割りすぎてしまった結果、ネイル屋さんのお姉さん方に「何日で割れたか?」
というお小言を言われるようになってしまいました。

割れた箇所を削り、スカルプやジェルで固めてしまう爪の修復法。
本来なら、一度修復したら殆どそのまま伸びていくのを待つだけなのに、
何故か週に2度3度と割れなおす爪に、かえるとお姉さん、だんだんとげんなりしてきました。

せっかく治しても、その端から割れる爪。
割れてもすぐに治せるといえば治せるのですが、ばきりという音には毎回冷や汗を流しますし、
「ごめんなさい」と予約の電話を入れなおすのもかなり悲しすぎます。
おまけにそんなに割れていては、お小遣いが全部爪修理に回ってしまいます。
それは切ない。

というわけで、どうにか自力で爪を治せないか?と一人会議を開いてみたものの、
割れるのは右手の親指と人差し指の為、左手で筆やヤスリを持つことになります。

…。

ここまでくると開き直りますが、今まで左手で書いた名前を人に読んでもらえた事などありませんし、
ボタンに至っては全くあけたりとめたり出来ません。
絶望を通り越して、同じ神経通っているのだろうか?と疑問に思うぐらいですが、
他人の力を借り続ける限りは「お小遣いを爪に貢ぐの会」からは離脱できそうにないですし、
これが延々と続くのは非常に切ないものがあります。


などと、毎日暇なときには繰り広げていた一人会議。
世の中、捨てる神があれば拾う神があるというのは本当のことで。


唐突ですが、現実かえるのお休みというのが半年間の土曜日日曜日が無くなりました。
その代わり、平日に振り替えお休みというものが大発生したという現実が、
つい最近発覚しました。

お休みなんてどこかに旅に出ていたのだろうと思っていたので、帰ってきただけ幸せです。
ここで一発何かの資格を取るというのも楽しそうです。
食品衛生管理の資格とか。


お休みがもらえる事実に、妄想混ぜ込みつつ小躍りしていたここ数日だったのですが、
よくよく考えてみれば、その時間帯にネイルの学校なんぞにいって左手を矯正すればよいのでは?
という、至極まっとうな現実にたどりついたのが今ここ数時間。

衝動のままに調べてみたところ、平日週1日5時間ネイルの勉強をし倒すという素敵な学校もあり、
現在、ちょっと心揺らめき中なのです。

学校代で今年は大赤字。
でも、来年技術を習得できたら、旅先で割れても夜中に割れても全部自分で治せるという
心の平穏が獲得できそうですし、変な資格獲得とえばりも出来そうです。


…大赤字から逃れるか、心の平穏を獲得するか。
指先の損傷一つなのですが、得るものと失うものが結構な勢いで多そうです。


悩むー。
      
 
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