
○
合宿をしたり、毎日宿題だけに追われ続けたりとする毎日をすごしているかえるです。
世の中、お盆すらないのは本気でどうかと思うのですが、
実はそういう方はかえるを含めちょっと多いみたいです。
寝たい。
そんなわけで、現実のかえるは、実は資格が必要とする生活を多大に送っております。
具体的に、この資格とこの資格と上げてしまうと、どこで何をしているのか? が
一発でばれてしまうほど狭い世界で生活しておりますので、口をつむいできたのですが、
そんなかえるにも、再び新しい資格をとっておかないと大変になってきました。
いつまでたっても、なかなか追試を免れないみたいで、かなり嫌です。
などと、しぶしぶ資格を取る予備校にかよってみたり、
宿題に追われ倒して、夢の中でも問題を解いていたりしていたのですが、
よく考えてみればこの資格、小論文も必要でした。
集団でうっかり忘れ、ここまでちまちまと積み上げてきた宿題の山。
けれども小論文は丸忘れ。
普段、チェックすることはあっても書くのはこの絵日記ばかりというかえるには、
一度も他人にチェックされずに本番に望むのは避けたいところ。
ということで、ちまちまちまちまと書いては添削してもらっていたのですが、
初回:「エッセイになりすぎです」
二回目:「読み手に喧嘩を売らないで下さい。」
三回目:「だから、お願いですから喧嘩は売らないで下さい、無難が一番です。」
どうやら、かえるの文章は全力で喧嘩を売っているエッセイらしいです。
さすがにこれではまずいので、「研究・論文書き方」を引きずり出しては斜め読み、
ちまちまと書いては、更に添削をお願いしてみました。
四回目:「大分無難になってきました。話題選びも無難です。」
五回目:「自分の領域に引きずり込めば勝ちです。構成も無難です。」
…。
どんな主題の小論文でも、出来るだけ簡潔に無難に喧嘩を売らず、
高らかと希望を歌い上げ、微妙に対比させつつ結論はどっちつかずでごまかしをかける。
大分、無難な文章になってきました。
嬉しくないですが、嬉しいです。
などと、微妙な気持ちで添削された文章の手直しをしていたところ、
添削の先生に微妙な顔で呼ばれ、こんなことを言われました。
「お願いがあるんです。」
「なんでしょう?」
「面白く書かないで下さい。」
世の中、5年間も面白くも無いような、傍で見たら抱腹絶倒な人生を、
無駄に書き散らしていたら、どうしたって「読んでいて飽きない文章」を目指します。
どう考えても、つまらないよりは楽しい方がいいです。
けれども、今回は目的が「無難」。
書く前に、起承転結で文字数を4つに割り、テーマ、起承転結の箇条書き、
時間があるなら文字数まで書いて作っている挙句に、
「無難、無難、喧嘩売らない、無難…」 と呟きながら書いているのにも関わらず、
「面白おかしく書かない」という指摘。
普段のぺけんに対する感想は「もう少し楽しく書きましょう。」「文章力がなんです」なのに、
講座では、「もっと面白くなく」という矛盾。
「…出来るだけ無難に書いたつもりなのですが…。」
「まだ面白いです。」
…。
今まで、鼻が小さいから足の形が変であるまで、多種多様に言われてきましたが、
「もっと面白くなく」という指摘は生まれて初めてです。
嬉しいのか、嬉しくないのか、個人的にはどうすれば良いのかさっぱり分からない初指摘。
そろそろ、訂正箇所が分からなくなってきました。
あーうー。
|