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真夜中に食べるのは、背徳感があって美味しい。
昼間に食べるのは、大体が寒くて時間が無いときが圧倒的。
朝に、取り立てて食べることはないなぁと思ったかえるです。
凄く腹持ちがしそう。
小さい頃に食べるのを禁止されたものは、大概にして美味しい。
そんな偏見をもってしまうほど、ちょっと食べては大目玉を喰らい、
大人になったら思う存分食べてやるとそのまま忘れ果てていた禁止食物。
在庫が切れたハチミツを買い足しに、お台場デートスポットまで足を伸ばしてみたところ、
入り口広場で、カップラーメンのイベントをしているのが目に入りました。
見れば、小雨の中でも結構な行列。
そういえば、禁止食物の中にカップラーメンも入っていたなぁとしみじみと眺めていたところ、
並んでいる人並んでいる人、なんだか楽しそうに並び、楽しそうに何かを買い、
挙句にそれに全力で落書きを楽しんでいるみたいなのです。
…。
公に落書きを楽しむカップラーメンのイベント。
一瞬、物凄く嫌なことでもあったのかと思ったのですが、冷静に考えてみたら、
最近オリジナルラベルのカップラーメンをつくる施設が出来ていたはずです。
今回はそれの促進販売に違いない。
と、黙って偏見を完結させたかえる。
いつものようにうっかりと、楽しそうな列に並び落書きの出来るカップラーメンを作ってきました。
興に乗ったのでもう一つ。
オリジナルという事で、制作してから1ヶ月以内に食べなくてはならないらしいカップラーメン。
早速お夕飯にしてしまおうと、振り回しながら帰宅したまではよかったのですが、
食べてしまったら悪い顔も良い顔も一瞬でゴミ箱行きです。
誕生してから6時間以内に用済みというのは、幾らなんでもかわいそうですが、
「お夕飯はこれ」と胃袋と一緒に決めた手前、それ以外を食べる気はさっぱりしません。
仕方が無いので、コンビニで同じ種類の物を購入、
そちら側に、ゴミ箱へと行って頂く事にしました。
誕生してから1ヶ月の命の素敵食べ物。
素敵と銘打ってしまった以上、何か良いことが無いと食べられなさそうな素敵食べ物。
賞味期限ぎりぎりまで、何か楽しいイベントごとはないか? とわくわく出来ることだけは確かです。
いるだけで、楽しい。
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