平成18年10月19日。
 
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寒いなぁとコタツを引きずり出したり、寒いなぁとストーブを引きずり出したり。
ゆっくりと来ずに、背後から襲い掛かるかのような寒さに心より恐怖するかえるです。
寒いって!

起承転結プラスおち。

そんな風に文章が書ければどんなにか楽しいだろうか と思ってちまちま書き続けてはや数年ぐらい。

起承転結や、上手に形容詞や修飾語句を付けて文章を書くということは、相変わらず出来ませんが、
思ったことを口語体でそのまま書くという事だけは、どうにかようやく出来るようになって来ました。

風邪で寝込んだ時には、熱の熱さと雲の流れる早さと、あの居心地の悪いもぞもぞとした感じを、
憤ってたまらない場合は、相手がばれるとそれはそれは欠席裁判なので、
どうして腹が立ったのか? という事をひたすら考えては書いてみる。

世の中でも象牙の塔の中でもさっぱり役に立たないこの技術。
唯一役に立つとすれば、荷物の中に入れる一筆書に頭を捻らなくなったことぐらいです。

そんな役に立たないことこの上ないカエル口語体。
それでも、かちかちと書き進めていたところ時折困るようになって来ました。

表には出していないのですが、ぺけんにはローカルで単語検索が出来るようになっています。
どうせ書くなら、以前書いていない文章を、書いていたとしても結論や方向の違うものを
書こうと思った都合上、過去の日記を全部調べるには時間がかかりすぎるということで、
こっそりと付けたものなのです。

「『つげの櫛』の話はかいたかな?」と思っては検索をかけ、
「『陶器の紅茶』の話は書いた気がする」と思っては検索をかけては書く。

そんな事をしていたところ、だんだんと結論がいくつも出来るようになってしまいました。

例を上げると、一昨日の日記。

遊園地がどうしてあんなに素敵なのかについて、おもにカボチャだけの愛で書き散らかしてみたのですが、
あんまりカボチャが好きすぎるので、ついうっかり「私服、履歴書必要なし、キャスト説明会」に
参加しようとして友達に本気で止められるということがあったりもしました。

カボチャの愛と愛ゆえの高揚感だけをかきちらかすか、
それとも、愛ゆえに無駄に殉じる方向に走りきるか。

どっちも、かえるの同じ一日にあった出来事ですし気持ちです。

最終的にどっちを書くか、どっちを書いた方が読んでもらったときに愛の形に苦笑してもらえるのか?
そう考えては、更に頭を捻った挙句、「書きやすい方を」とこっそりと楽をしてみたり、
両方かいて、次の日、違和感が無い方をこっそり更新の列に並べてみたりするのです。

毎日が全部言いたい事だけ一色の世界で生きているわけではなく、色んな「言ってみたいなぁ」で
占められているかえるの言葉達。

他の方々の日記を拝見させていただいていると、そういう「こっち」と「そっち」どちらを書いた方が?
というときには、どうやっているのかなぁ? としみじみしてしまってたまりません。

そろそろ、6年目が終わろうとすらしている絵日記なのですが、まだまだ上手にかけません。

よろしければ、教えていただけたりするとありがたい限りです。


むむむむむ。
      
 
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