平成18年10月25日。
 
Picture
○
新しいもの、古いもの、借りたもの、青いもの。
昔は漆黒で、今は純白。
そんなお約束事も、ままごとのように楽しいと頬を染めて全力疾走。
というわけで、現在今年何件目になるか分からない結婚報告を受けてきたかえるです。
あれは公明正大なのろけに違いない。

うっかりと付き合いが長いと、小中高とどんな思考で物を考え行動し、
その後もどんな意志と野望を持って突き進んだのか? 等の思考情報から、
どんな彼氏や彼女と付き合い続けて破局し、どんな気持ちで克服し、
新しく口説いたり口説き倒したり、勢いで踏みつけひき逃げしたか? まで知っている長年のお友達。

お互いに敵に回られたり、酔った勢いで喋られたら最後。
耳にした人全員をチェンソーと共に脅さないといけない間柄の為、
結婚まで持っていった、もっていかれたのは凄いなぁと、毎回心からのお祝いに頭を痛めておりました。

香りが素敵過ぎてたまらない石鹸セットは、好みの香りで無かった場合恐怖なので却下。
新しいリネンの類や食器類は、好みのものが欲しいだろうからやっぱり却下。
いっそ美味しい食品おとり寄せかつ叩き送りはどうだろうと思うものの、新家族の好みが分からず却下。

首を捻り、素敵雑貨満載のカタログをめくっては自分が欲しくなって悶え、
果たして何を送れば喜んでもらえるだろうかと七転八倒、諦めて商品券を送りつけて諦める。

そんな大層現実的な結婚祝いに反省し、何か素敵なものは無いだろうかと途方に暮れていたところ、
ふと思いついたのが、かえるの「お気に入り」フォルダの中にある「欲しいものリスト」。

お誕生日やクリスマス、ちょっとした仕事のお礼に「欲しいものがあったら言ってね」という時に、
ここぞとばかりに強請る用においてある恐ろしいフォルダなのですが、
普段、何が良いだろうか? と悩んで悩んで悩みすぎて、5年ほどお誕生日プレゼントを
延長しつづけた過去を持つかえるには非常に便利なフォルダです。
本気で便利です。

なんだか、海外とかではよくある「私達これが欲しいの誰か贈ってね」の気もしますが、
これを普通にネット上に乗せなおせば、何を買えば良いかは一目瞭然です。

これも探せばネット上にありそうな気もするのですが、なんとなくお店+リストという物が多い気もするので
ここは一発、お店以外のものでそんなリストを作りたい気がします。

…。
最近Web2.0も若い人にはかなりの勢いで浸透し、殆どの人は一つのSNSで活動していそうです。
SNSは限定コミュも作れますし、いっそこの機会に全員お友達になっておくのも後々楽そうです。
凄くのちのちは被害も発生する確率もありそうですが、それはこの際無視です。


ネット上で、何が欲しいかがリンクしてある「お祝いはこれが良いのリスト」。

チェックとコメントが付けられるようになっていたり、
住所が公開されていたら、ボタン一つで贈り物が贈れるようになっていたり、
到着したよのコメントもつけられるようになっていたり。

妄想するだけで、なんだかお互いに幸せそうでたまりません。
だって、出遅れたら大人しく商品券とか、「新しいリストを寄越せ」とか書けばいいんです。
悩まずに、欲しいものを贈れる。
素晴らしい。

何を贈ったら喜んでもらえるか、身もだえしつつ考える。
これも非常に楽しいことなのですが、新しい門出の時ぐらい全力でわがまま言ってもらいたい。
そんな事を思いつつ、今日もお祝い探しに必死です。

誰か、そういうのを流行らせてはくれないかなぁ…。
      
 
Prev Index Next

Top