平成18年11月30日。
 
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あまりに歩かないかえるを見かねたのか、万歩計を貰いました。
日々必死に歩いても、「しっかり歩いた歩数 0」が増えません。
いっそ、走ってやればいいのかとひたすら悩んでいるかえるです。
こんばんは。

長年使っていたものが、非業の死を遂げたり永遠と別れを告げたりと、
一度手に入れたら最後、磨耗しようとも使い続けるかえるにとって、
人生大変辛い日々達がやってきました。

年々、サイズが小さくなっていく割には、本気で小さい方々よりは大きいので、
中途半端なかえるのサイズ。

おかげで、一度手に入れられることが出来たら最後、
在庫があるうちはひたすら使い続け、ダメになったら修理に出すという、
昭和のような生活を自身に強いられる生活をしてきました。

最近特に酷いのが指と足。

手を洗う時には必ず外し、トレイに非難させておかないとつるりと水と一緒に駆け落ちを計る為、
まとめてサイズ直しに出したばかりだというのに、何故かそれでも駆け落ちを画策され続けるという、
情けないとしか言いようのない生活をしておりました。

しかし、金属はサイズ直しが出来ますが、出来ないのが靴のサイズ。
かえる同様、皮膚にも根性がないため、何度マメを作っても治ればもとの貧弱な皮膚の為、
靴だけはどうにかジャストサイズが履きたいのです。

外出がままならないのは、流石に困ります。

日々しょぼくれ、唯一はける靴を履いては靴を探しに行っていたのですが、
そのうち季節は冬へ、ブーツの季節となってしまいました。

今までの涼しげな靴の代わりに、履かないと寒いのがブーツ。
ところが、このブーツがここ数年の大敵なのです。

どうにか良い靴がないかと、延々とお店に行ってはためし履きし、
「これも違う」「あれも違う」としょんぼりし、手持ちの修理を何度も頼んだりして
何とか年を越してきていたのですが、ここにきて、修理不能な傷発見。

「これ以上は直せないので、新しい靴買ってください」と、お店の人にも言われてしまいました。

毎年修理の為、満身創痍なかえるの靴。
流石に昭和っぽい生活でも、これはそろそろ買い替え時な気がしてたまりません。

もうこうなったら、担当のお姉さんを決めて「ここが痛い」「ここが広い」と、
一緒に靴を探してもらうほかありません。


そんなわけで、出来るだけ暇であろう平日おやつ前ぐらいにのこのこと出かけ、
やっぱり暇そうなお姉さんを一人捕まえて、事情と靴のサイズを伝えてみたところ、
お姉さん、かえるの足をじーっと見つめるのです。

「多分、この足もう少し小さいですよ?」


個人的に今でも十分小さいと思いますし、世の中でも小さい部類ですがそれ以上に小さいと。
そう思われますかお姉さん。

一瞬そんな事が脳裏に浮かぶものの、相手はプロ。
大人しく両方のサイズを持ってきてもらい、試し履きしてみたのですが、
やっぱりプロの言う事は正しく、小さい方がオーダーの様なサイズでございました。
お姉さん凄い。

…。
年々小さくなっていくかえるの体。
けれども、小さくなるにも限界というものがあります。

いい加減どう考えても大人の仲間入りをして久しいのに、足22センチってどういうことなんだろう…。
と、ホクホクと新しい靴を購入できた喜びに打ち震えつつも、悩みが消えない一日でした。


…来年はどこまで縮むだろう…。
      
 
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