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お昼ご飯どころか、午後のお茶すら楽しめる時間がある時と、
ご飯どころか、移動時間は全部走っていないと間に合わない時。
毎日、どちらかはっきりわかっていれば良いのに…と恨みがましく日々思いつつも
大体全力疾走しているかえるです。
年末になると、必ずやってくるのが大きめの風邪。
特に誰からか貰ってきたり、誰かにうつして被害者を増やしたりという事はないのですが、
いつまでもぐすぐすと具合が悪いだけの風邪。
頭の中で、「お薬飲んだら治る!」と暗示をかけつつ走り抜ける年末なのですが、
そんな事を続けていると、どうも忘れてしまうのが休憩時間。
大概、10時前までに雑用を済ませ、お昼前に出発。
夜遅くなるまであっちこっちを走っている都合上、食べる場所だけは沢山あります。
ですが、2時間以内にここから次の場所に行った挙句に用事を終わらせないといけない。
という日々が続いてくると、どんどんと削られてしまうのがご飯時間なのです。
最初のうちは、どうにか食事も出来ていましたが、日々遅れていく進行状況に、
店内にてご飯を食べる時間がなくなり、途中で買っても食べる暇がなくなり、
最後には、飲み物を買っても飲む時間がなくなるという、
軽い拷問のような日々へと一日が進化していってしまいました。
流石に食べないで走り回れば、具合が悪くなるのは自明の理。
けれども、実際問題食べる時間は本当にない。
毎日しょんぼりしながら帰宅しては、もそもそ生活していたのですが、
流石に何かを補給しなければ、そのうち点滴生活です。
それだけは嫌だ。
などと、しょんぼりしたり、一人で悶え苦しんだりしていたのですが、
ふと思い出したのが、ハチミツ。
少量でも殆どが糖分なので、お腹がすいてしょんぼりしているときには最適ですし、
なにより、口の中にいれたまま電車に乗っても良い辺りが素敵です。
まして、しょっちゅう買いに行っているハチミツ屋さんには、
100%のハチミツ飴が沢山あったはずです。
これだ。
というわけで、大慌てでハチミツ屋さんに飴を大量に注文し、
コートのポケットに飴を大量に投入、出先に向かう前には必ず食べるようにしてみた所、
かなりの体力低下回避ができるようになりました。
冬なので、ポケットに入れ続けても溶けて来ず、
アカシアの飴なので、喉が痛いときにも、紅茶が苦いときにだって有効な素敵な飴。
ただ一つ困ってしまうことは、うっかり一つあげたら最後、
あちこちから「昼ご飯食べてないから下さいな」なる台詞を聞き続けることになる位です。
年末、師走。
皆、走り回りすぎているので、糖分には飢えてるみたいです。
大晦日まで、あとちょっと。
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