平成18年12月6日。
 
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甘いものの中で好きなものが多いのはチーズケーキ。
次いで、一緒に居ると我慢できないのがマロングラッセ。
長い間、かえるはそういう嗜好形態なのだと思っていても、
一度の出会いで寝返ることもあるのだと知ったかえるです。
こんばんは。


目の前に、白とクリームの素敵な二層のチーズケーキがあるのなら、
とりあえず食べてみるのは素直な感想。
けれども、それまでのメニューがしっかりこってりであるならば、
うっかり隣に盛られたジェラートに目が向くのは仕方が無い。

そう自分を騙しつつジェラートを堪能し、チーズケーキを完食した後、
うっかり近寄ってきたウエイターのおじ様に「もう一皿、ジェラートだけ」
と叫んだことがありました。
良いお店は、お客が傍若無人でも言うこと聞いてくれるのが素敵です。


再び目の前に、薄いチョコレートクリスピーで挟まれたミントのシャーベット
なる繊細かつはかないお皿が出されたことがあります。
「たっぷりの生クリームと共にお召し上がりください。」
といわれても、どう考えても一緒に入れたらミントが溶けてしまいそうな繊細さ。

おそるおそる口の中に入れたら最後、砂糖ほぼ無しの生クリームの滑らかさと、
ミントシャーベットのはかなすぎる一瞬と、後に残ったチョコレートのぱりぱりさに
アンティークがあるのなら、絶対これは出すだろう!とメロメロになり、
「アフターエイト」というチョコレート菓子にヒントを得たと知っては、
探し回ってしまうという素敵デゼールもありました。

毎回スキップ踏みながら、新メニューのデゼールはなんなのだろうか?と
幸せ一杯に通っていたのですが、ある日急に撤退してしまったのが運の付き。

それより後に日本で新展開するお店は、デゼールに根性を入れてくれず、
しょんぼりの数年を過ごしておりました。


世の中当たり前ですが、レストランは普通はレシピを教えてくれません。
うっかり教えてしまったら最後、玄人があっちこっちから手を加え、
自分のお店で出してしまったり、粗製濫造になってしまうからです。

ところがこのレストラン出店のおっさん、全力で自信満々なのか、
これだけ有名なレストランのシェフともなれば太っ腹なのか、
数年前に、今まで作った料理の殆どを本にしてしまいました。

前菜、メイン、そしてデゼール。

それぞれに何処産のものなのか、何グラムか、比重はいくつか まで、
全部細かく書いたけど、作り方の爪だけ甘いという完全プロ仕様。
おまけにフランス語のみ。

食べたいだけのかえるには、道のりの遠い本だったのです。

けれども、アマゾンにあるのを見るだけなら我慢できたこのレシピブック。
うっかり買いに行ったパン屋の隅に並べてあったり、お店の人に「大概乗ってます」
といわれたら最後、ついついレジまで持って行ってしまうこと間違い無しです。
たとえ、フランス語を一度も勉強した事の無い身であっても!

ということで。
クリスマス直前に、デゼールブックをゲットしてしまいました。



年内、完全お休みまであと少し。
お休みになった瞬間、色んな意味でフランス語と戦う事となりました。

必死で訳し、訳した端から作るお正月。
翻訳間違えたら、デゼールは失敗作決定です。


うっひょーい。
      
 
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