平成18年12月10日。
 
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最低限いるものは、加湿器と電気ポットとお風呂用品。
しょっぱなから、嗜好品だけで生きているかえるです。
湿気と水分がないと一晩夜を越せません。

一日の終わりには、化粧を落とし、お風呂には入りたい。
とりあえず市内に入り、「ここだけは知っている」という場所で最低限を買い漁る。

途中、休憩に休憩を接ぎ、ようやく部屋に帰宅できた時には、
立派に夜も更け、寝ないと明日に響く時間になっておりました。

何か、人生に諦めつつ、せめて化粧とお風呂だけは…と、お風呂を掃除しようと
お湯を出そうとしたのですが、出ません。


…。
部屋に入ったとき、思わず電気と水道はチェックしましたが、ガス台が無かったので、
ガスのチェックはしませんでした。

どこを調べてよいかわからない新しい部屋に、深夜かえる一匹。
お母様に電話しようにも、間違いなく寝ている時間帯ですので、電話も出来ず。

乙女の都合上、化粧だけは落とさないと辛いと、
電気ポットにひたすらフル稼働してお湯を作り、どうにか化粧だけは落とせるように。

人生いろいろと諦めて、ぐったりと眠ったのですが、
次の日、ふと目を外にやると、窓の外にガスの元栓がぷらぷらと揺れているのに気づきました。


唐突ですが、かえるの大好きなゲームの一つに「MYST」というゲームがあります。
何のヒントも無い中で、あっちこっちの世界に行き、進数から東西南北から違う世界観の中、
どうにかお家に帰りたいというゲームなのですが。

あれの大前提「新しい世界に行ったら、電力確保(何で動くか、どう動くか調べること)」
を、彷彿とする一瞬でした。



とりあえず。
心の平穏を取り戻すには、大量のお湯は必須アイテムです。
冷え悶えるかと思いました。


部屋の中で、サバイバルです。
      
 
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