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苦手で苦手でたまらないものに限って、必ず先回りして笑顔で待ち受けられる。
どんなに逃げ回っていたとしても、気を抜いた瞬間に出会うのであれば、
そろそろ対峙すべきではないか? と思い始めたかえるです。
こんばんは。
バラバラにしていたものを組み上げる。
一方向でしか見ていなかったものを、まったく別から見直してみる。
人が陥りやすい思考的死角を目の前においておく。
頭の体操と呼ばれる類のミニゲームは、大概これの組み合わせからなるため、
ある程度にた問題を解き続けていれば、解く感覚なるものができてきます。
あたかも、図形問題に補助線をさくりと引いてしまうかのように、
あまり困らずに出題者の意図が分かるようになるのです。
けれどもこれは、ごく平均的な知覚認知が発達している人の場合です。
世の中、物をどう捕らえるかなど千差万別。
一度見方が固定化してしまったら、本人がどれほど努力しようとも、
分からないというのは往々にしてあるのです。
一度、彼は前向きと思うと実は上から見た図だとは夢にも思えない。
簡単な言葉のひっかけにいとも容易く引っかかり続ける。
そもそも、山手線の文字の組み合わせが解けないかえるにとっては、
頭の体操なんて暗号解読となんら変わりはありません。
ここまで分からなかったら、もう、物事の認識の仕方から違うとしか思えないほどの分からなさ具合なのです。
そんな訳で、子どもなら必ず一度は大流行する頭のクイズも全力で参加せず、
大人になっても近くに寄らなかったのに、あの大泉さんがレイトン博士でゲーム化。
水曜日どうでしょうでは、表情だけで30分もっているのに、
レイトン博士は無表情。でも、主人公。
…。
みたい。
すごーく無表情ながらも、「お前ふざけるな」と言う何かがにじみ出ているに違いないレイトン博士すごくみたい。
でも、これを解こうとしたら一年くらいは軽くかかる事だけは間違いありません。
でもでも、すっごく、みたい。
けど、あからさまに解けない。
などと、毎日いやいやと悩んでおりましたが、
よく考えれば、今までさっぱり解けなかった事で何度も屈辱を味わってきました。
…。
苦手なものは、どんなに逃げても人生の先々で待ち受けてくるものです。
今後、人生の先々で苦手なものに驚かされるより、
克服に全力を尽くした方がのちのち楽になれるかもしれません。
だって、今ならもれなくレイトン博士の微笑付きです。
よし、悩もう。
そんな訳で、新しいソフトを買いにのこのことゲーム屋さんに行ってみたのですが、流石は人気者。
通えども通えども見つからないレイトン博士。
クリアするまで、果てしない道のりだろうと覚悟していましたが、入手から手間取るとは思いませんでした。
毎日、帰宅前に探す会。
色んな意味でのた打ち回り過ぎて大変です。
うーあー。
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