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全ての定期検診でストレスを抜け!無理をするなという素敵命令をいただき、
喜べば良いのか悲しめば良いのか途方に暮れつつあるかえるです。
えー。
ストレスを抜けと言われても、大概の心当たりは累積赤字のようなもの。
再生機構があるわけでも無いので、自力再生を試みるしかありません。
今までも、携帯の電源を切って呆然とする。
いっそ大阪まで家出を決行する。
それだと次の日辛いので都会までの家出で我慢する。
等のストレス大発散を決行していたのですが、
帰宅してしまえば元の木阿弥、水泡に期するにも大概でした。
でも、どうにかして少しでも抜かなくては、次回定期検診で首を絞められるか、
笑われながら怒られるか、同情されるかのどれかです。
前者2つだけは出来るだけ回避したくてたまりません。
何か、良いものは無いか? と思っていた所、
「ストレスがたまった時には、パンを作ると良いらしい」との言葉を思い出しました。
他のおやつと違って、思いっきりグルテンを作らないと美味しく膨らんでくれないので、
作るときには、叩きつける、こねくり回すが必須の生地。
ぐったりするほどにこねる事から、まことしやかに言われているお言葉です。
確かに、家には叩きつける用の大理石はありますし、牛乳、バター、生イーストだって完備です。
よし、焼こう。
帰宅して、夕飯前に一気に生地をうってしまって一休み。
お風呂に入る前に形を作って二休み。
お風呂から出て、作業しつつオーブンにお願いを。
自由時間はおろか、睡眠時間を削ってでもかしかしと作り続けていたところ、
確かに作る楽しみは湧いてきました。
どんな事があっても、こねている間は生地の事しか考えていませんし、
前回の反省を生かして少しずつパンに近づけていくのは、幸せの以外の何物でもありません。
けれども、作る以上必ず出来上がるのが約一斤分のパン。
時にはケーキも焼くので、台所の横テーブルには常に数本のおやつが並んでいる状態に。
当然、おやつと称して人様に配り倒したり、お昼に食べたりしているものの、
食べる以上に焼いている最近では、おやつは並ぶ一方です。
でも、まだまだ焼き足りないというストレッサー。
でも、そろそろ皆飽きているこの現実。
完全に飽きられてしまう前に、
他のストレス発散法に切り替えるか、食べてもらう人を増やすかしないと、酷い事になりそうです。
でも、焼きたい。
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