平成24年7月29日。
 
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7月5週

おすまわれた!(原文まま)

築年数の古い家ばかり住んでいると、少々の不便にも慣れています。

電気ガス水道が古い形式であったり、お湯が水に変化したり、駅からやたら遠かったりと、
正しい田舎ライフを堪能していたのですが、とうとう、おすまわれました。

古い家です。小さき奴らが出てくるのは致し方ありません。
けれども、わりと大きめの奴らがお住まわれるのだけは回避しなくてはなりません。
お家、壊れます。

事の起こりはいきなりでした。
天井裏でいきなり誰かが走り回る大きな音がしました。

ベランダ側から走りこみ、部屋と廊下との間で急停止、
一瞬悩んだ後に大きくUターンして、逆方向に走りこみ1塁盗塁レベルの早業でした。


びっくらこいた。


念のために申し上げると、上の階にはだれもおりません。
いきなり猫が入ってきてパニックで走り回った音みたいです。恐怖です。
ポルターガイストが怖い理由がよくわかりました。
繰り返します、すっごい恐怖です。

あまりの恐怖に「猫じゃなかったら、(何かに)殺されるかも…」と恐れおおのき、
近所の人に助けを求め、畳掃除用のほうきを武器兼防具にしながら2階を捜索。

何も居ないし出てこない事実に、やっぱり恐怖に恐れおおのきつつ、
「この後、パジャマ一枚でうろうろしてもいいんだろうか?」と別の疑問にも襲われつつも、
一体どうすればいいのかわからないまま一晩経過。

この時に考えていたことは以下の通りでした。

・寝ぼけてた。
・暑さのあまり、とうとう幻聴・幻覚の類が発生した。
・実はポルターガイスト。 住んで2年目にようやく発覚した。
・猫が走って入って、パニックを起こして逃亡した。
・基本に戻り、ネズミが住み着いた。


次の日も、やはり静かにしていたときに走り回る音がし、
ご近所の方にも確認していただき「何かがいる」が確定。

丁度回ってきた回覧板にて「ハクビシン大量発生中」という一文もしっかり確認し、
「おすまわれた」と確定しました。

現在、大家さんと不動産屋さんによる話し合いがもたれ、
「中二階に住まわれている何か」の強制退去方法を模索中です。


というわけで、更新が大きく遅れておりますが、
現在、旅に出ております。

せん滅するまでは、家に帰りにくい気持ちでいっぱいです。


こわいよう。
      
 
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