平成24年11月4日。
 
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11月1週

そもそもが違っておりました。

夏が過ぎ、秋の訪れを気温低下で感じていると、次に来るのは乾燥です。
食べ物で補えてないのか、そもそも根性が足りないのか、
湿度が下がれば下がるほど、全身がかっさかっさの痒みと戦うこととなります。

毎年の行事なので、こちらもただ痒がるだけではありません。
お風呂に落とすオイルバスから、お風呂上りに塗るボディクリーム。
湿度が下がらないように加湿器を配備し、こまめに塗りなおすクリームを部屋のあちこちに配備。
温かい服を着る時も、毛が直接肌にあたらないように柔らかな物でガードする勢いです。

マイナスの行動をとっていけば、ミイラが出来そうなの重装備ですが、
いかんせん、こちらは生身の身。乾燥に打ち勝てたことはまだありません。

朝塗って、昼塗って、夕方お風呂入って塗って、夜さらに塗る。
挙句に油が抜けないようにと保湿ぐるぐる巻きなのに、なぜか飛んで行ってしまう油。
揮発性にもほどがあります。

などと、効率の良い油を探して旅に出るしかないのは?と思っていたときに、
ふと見かけたハモンセラーノ骨付き肉。

丁寧に育てられ、血抜きされ、塩やら香辛料で全身(足)ぬりぬりされ、
時には邪魔な水分をしぼりとられ、乾燥されすぎないように適度な場所で保存される足(豚)

もしも1年預け入れが可能なら、かえるの足だって立派なハムか、むくみのない魅惑的な足に
なるにちがいありません。

素敵足。美味しい足。粉拭かない魅惑足。

考えるだけでもなかなかです。



と、考えながらも、毎日毎日お風呂に血のめぐりがよくなる塩で足を揉み、
足の血行に良いハーブのバスオイルを足に塗ってはマッサージし、
挙句大事な油分が出ていかないよう、タオルや靴下でぐるぐるまきになるという日常。



来年、ハムになっていても全く驚かないばかりか、
一刻も早く粉の拭かないつやつや足にならないものか? と、食べ物や運動まで
さかのぼって考えつつ塗ったり巻いたりしております。


人生の小さい謎ですが、うっかりつつくと大きくなりすぎる物については、
かえる、「あんまりみなかった」説を採用しております。


難しいことは考えない!

まる!
      
 
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