
2月1週
人様の心は読めません。
心の様相、移り変わりに興味をもちはじめて、はや十年強。
暇さえあれば本を読み、実際に体験し、酷い目にあっては復習していると、
望む、望まざるを別として、色々な質問にあうことがあります。
・「人を操れますか?」の人間操作系。
・「自分は操れますか?」の自分操作系。
大別すれば、この2つ。
実際、そんな大層な事が出来るなら、今頃世界でもトップのマハラジャになっておりますが、
世の中、そこまで上手く出来ておりません。
毎日四苦八苦しながら、世間の隅でせせこましく暮らしております。
しかし、生きていると「なんていい質問!」という瞬間にも出会います。
「簡単な心理テストをやってみたい!」
これが、「ロールシャッハテストがやりたい!」「IQテストを受けてみたい」「自由連想法を!」になると、
それぞれ専門の先生に引き渡す前に、じっくりと背景を聞き、受けた方がいいのか?を考え、
一緒に悶え苦しむ必要がありますが、この質問にはそれはさっぱりありません。
簡単な心理テストです。
もう、心理っぽい簡単なテスト(未検証)でいいのです。
でっちあげです、でっちあげ!簡単万歳。
心の中ではあまりの喜びに、自作の喜びの舞いを踊り、クラッカーを鳴らすほどの極楽感ですが、
それでも、テストをやっていただく都合上、テスト実施者の得になる事・自分理解に対する提案を
第一に考えた方がよさそうです。
そんな訳ででっちあげてみました。
下ごしらえ
1:珠算検定等の計算問題(6桁、10列の、みとり暗算・加減算)を、計算機で毎日20問程解いてみる。
2:タイムアタックに挑戦。
間違えなくなったら下ごしらえ終了。
テスト
1:タイムアタックに挑戦。
どこで間違えたか?に注目する。
初めか、中ごろか、終わりごろかで、本日の集中のかかり具合、切れ具合を判定。
毎日同じことをしていると、ほんのわずかのずれであっても体や指先の違和感となって表れます。
その微妙な差を、テスト実施者に少しの負荷をかける事で実現してみました。
これなら、「簡単すぎる」「ちょっと厳しい」という時には問題の増減で対応可能。
一度出来るようになれば、毎日やっても結果が変わりますし、計算機とも仲良くなれます!一石二鳥!
とりあえず、試しに自分でも3カ月程やってみましたが、集中し始めない日、途中でぷつりと集中が切れる日、
無心に延々と計算できる日と、様々な日がありました。
検証者1名で言うのもなんですが、これは良いものな気がします。
来たれ、追検証者!
などと、質問に来る人来る人に伝えてみるのですが、大変に不評です。
もっと簡単なテストにならないものか?と電卓たたいておりますが、
考えれば考えるほど、割り切れない問題ばっかり増えて来ております。
やはり、何か一つでっち上げるというのも、なかなか知恵が必要そうです。
来たれ!ひらめき!
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