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何だか最近微妙に偏った人生相談を受ける事が多くなったかえるです。
こんばんは。
かえるへの人生相談の年間平均を取ると、お仕事として成り立つのでは?
と時々考えてしまうかえるなのですが、
最近、不思議な相談というモノが増えてきました。
元々、数年間ぐらいしか人様の相談に乗っていないかえるです、
「最近」と言っても、ここ3−4年程度なのですが、
それでも最近、「不思議な相談」としか言えない相談内容
というモノが多すぎるのです。
一言で言ってしまうと、「感情が足りない」という相談内容。
人それぞれ、細かく見ていくと本当に色々な「足りない」
というものがあるみたいなのです。
全体的に「感情」というものを強く感じられない方。
どれか特定の感情というものを感じられない方。
そして、持っていたはずの感情がすっぽりと落ちてしまった方や、
その感情だけは感じられないという「持っていない」といわれる方。
感情というものは、物心がつくまでには出来上がるものなので、
「幼い時から無い」というのであれば、
生きていく上でそんなに困らないとされています。
その場合、大概「足りない感情」というものに良く似た何かが
代用品として使われたりしますし、
生まれてから一度も食べた事の無い食材が美味しかったと言われても、
あまり興味が湧かないのと一緒で、困らないし、欲しがりもしないものなのです。
なので、かえるのところに来る「感情が足りなくなってしまった方」
というのは、何かきっかけがあって、
「「感情」というものが持てなくなってしまったと自身を認識している」
というのが正しいのでは?とかえるは考えているのです。
「今、自分はこういう感情を持っている」と思えない。
これは、本当につらい事だと思いますし、
以前その感情をスムーズに持てた方であればあるほど、
焦燥感や途方度は増してしまうとかえるは思います。
けれども、なかなか持てないと思っているのは、最終的には自分の中だけの問題です。
何か、きっかけが無ければ感情は基本的は削れませんし、無くなったりしません。
自分の心のどこかに、置き忘れてしまってしまったり、
押し込めてしまっただけなのでは?とかえるは思うのです。
置き忘れても、押し込めても、それでもふとした拍子にでてくるもの。
そして、人それぞれ「感情」の強さ弱さが違うものです。
皆と違うから、自分は感情が足りないというのではなく、
まず、「自分」を恐れずきちんと見る事からはじめては如何でしょうか?
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