平成15年3月16日。
 
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「何か一つ仕事以外に夢中になれることを探しなさい。
 でないと、それだけに忙殺されるから。」

という言葉を、お仕事中に頂きました。
…一瞬、「意地悪?」と思ったかえるです。
こんばんは。

「何か一つにはまりすぎると、微妙に見苦しいから止めておきなさい」
という言葉を最近色々なところで耳にするようになりました。

仕事場では、「お仕事をしすぎな方が」という言葉で。
人生相談中に、「あんまり聞きすぎない方が良いですよ」という言葉で。
雑誌では、「恋愛だけをみていると、逆に振られるよ」という言葉で。

とどめには、皮膚科で「ストレス貯めすぎちゃ駄目だよ…」
という妙に優しい態度で突っ込みを戴いてきました。

…。
少し前までは、「何か一つを一生懸命やれば、そのうち上手くいく。」
という言葉があふれていたのにもかかわらず、
ふと気がつけば、「それだけにのめりこみすぎるのは良くない」
という否定の言葉があふれているように、かえるは感じるのです。

確かに、何か一つにはまりすぎるというのはあんまり健康的なイメージがありません。
何か目的あっての行動でも、あまりにもやりすぎると
今度はなんだか廃退的なイメージすら出てきてしまいます。

仕事中毒。
人生相談中毒。
恋愛中毒。

それまでは、「それを一生懸命やっています」という雰囲気であったはずなのに、
中毒という字をつけるだけで、なんだか
「それしか見えていない」という状態にすら感じてしまいます。

仕事時間だけ。
一時期だけ。

期間限定・時期限定などであれば、それでもなんとかなるのかもしれませんが、
そんな状態が延々と続いてしまうようであれば、
それはやっぱり人生生活していく上で、あんまり楽しくないとかえるは思うのです。

一つだけをみていると、それだけが生きがいになってしまう。
それが無くなってしまったら、それはちょっとだけ喪失感が大きくて仕方がありませんし、

本当に何か一つの事をやり遂げようと思ったら、もっと広い視野で物事をみてみないと
一つの事をみられないとかえるは思うのです。

一つの事をきちんとするために、いろいろ見てみる。
それ主体の時と、それ以外が主体の時。

ONとOFFの切り替え。

人生、切り替えスイッチを持っていると結構楽に過ごせそうだと
かえるはしみじみ思います。
      
 
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