平成15年3月25日。
 
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各方面から、「結構大変?」と突っ込まれ、
「まだ、生きています。というか、まだ死ねません。」
と答えているかえるです。
こんばんは。


「大嫌い」と言われた時には、どうしようかと思いました。
「2度と会いたくない。」といわれたときには、それはそれは凹みました。

……。
という感情を、切々と語られる事がありました。

「大好きなのに、嫌いといわれるのは辛いね。」
「ずっと一緒に居たいのに、会いたくないといわれるのは悲しいの。」

運ばれてきた紅茶のグラスを、がしがしとストローでかき回しながら
それでも、悲しいという感情よりも自嘲するかのような口ぶりで
出来るだけ平静を装って話すその言葉は、
我慢に我慢を重ねて言っているようにしか、かえるには見えませんでした。

「貴方にかけられる言葉が無くて、ごめんなさい。」

かえるもそう言って、
一緒に紅茶のグラスをがしがしとストローで攻撃していました。

…。
柔らかい音楽がかかるお茶屋さんの中、
2人でひたすらがしがしと、言葉にならない言葉を伝え合っていました。


「大好きだけど、大嫌いと言ってきたのです。」 「一緒に居たいけど、2度と会いたくないといってきました。」 苦笑しながら、そう言って。 でも、すぐにでも泣き出しそうな顔をして。 「身体に悪いもの、食べたくないですか?」 そう言って呼び出され、大好きだけどなかなか食べられないものを、 はむはむと食べている時に、さりげなさを装って言われた言葉。 それを言うまでに。 そして、それを言ってきた事をかえるに伝えるまでに、 一体どれだけ、その人は考えたのであろうか? という事を考えると、かえるは語る言葉をもちませんでした。 大好きだから、お別れをした。 大好きすぎて外へ出さなくなる前に。 自分にしか頼らないように仕向けたけれども、 自分にしか見えない人は、要らなくなってしまうから。 それが一番嫌だから、お別れをしてきました。 言葉だけを聞けば、それはそれは身勝手な言葉。 けれども、自分が悪者になっても良いから、いい加減自立しなさい…。 という願いを込めていった言葉。 素直な言葉だけで生きていく事は、とても難しいと思います。 ひねくれた言葉。 ひねくれた表情。 そんな事に、激しく傷つく事もあると思います。 けれども、そんな言葉や表情の裏にある 素直な言葉や表情というものを見つけられるのであれば、 世の中もう少しだけ傷つかずに生きられると、かえるは思うのです。
1日遅れてしまいましたが、 てらたまさん、入籍3周年おめでとうございます(ぺこり
 
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