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最近、「自分の考え」だけで生きていく人達が増えたなぁと
教える側の真似事をしていておもうようになりました。
自分を持つ事と、他人の意見を受け入れる事は、
似ているようで違うと思うかえるです。
こんばんは。
学校で学ぶことはお勉強だけ。
だから、それ以外はいらない。
むしろ邪魔。
そんな事を、先生方の前で堂々と言ってのける学生が
ちょっとだけ増えた気がします。
かえるもわりと勉強さえしていれば良い生活を送っていたので、
その気持ちはわかります。
テストの点数で変わる態度・評価。
そんなものに腹が立ちながらも、慣れてしまったのかも
しれません。
けれども最近思うのです。
本当にそれだけで良いのか?と。
純粋に一人でするお勉強って、意外と少ないと思うのです。
知識を頭の中に叩き込む。
それの応用をする。
そこまでは、一人でも出来ること。
でも、そこから先はちょっと違います。
一つの意見に従って色々な意見をぶつけてみる。
ぜんぜん違う専門分野の人と話をしてみる。
それから、新しい意見や考えを探してみる。
これらは、絶対一人では出来ません。
そして、一人でしてはいけないのだと、かえるは思います。
一人だと、どうしても偏った考え方になってしまうからです。
それらを踏まえて思ったこと。
勉強という知識を覚えただけでは、ぜんぜん駄目だという事。
最低限度の知識は必要。
けれども、それ以上は人間関係というものが必ず必要。
知識を覚えるという事とはぜんぜん違って、面倒かもしれません。
必要のない時間というものをすごす羽目になるのかもしれません。
でも、そうやって作り上げていった人間関係というのは、
とても役に立つのです。
上手に人の間で振舞う。ということ。
それを学ぶことも、大学という最後の学ぶ場所では
必要な事だと、かえるは思います。
知識を得ること。
自分の考えをかくりつする事。
そして、人の間で生きるということの重要さ。
全部、大切な「学ぶこと」なのです。
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