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台風の為なのか、一日中ふりそぼる冷たい雨のおかげで、
お夕飯の材料を買いに行くのを断念したかえるです。
さむいよう。
昔むかし、それはむかし。
で、済ませてしまいたいぐらい昔。
小学校低学年の頃だと必ず一度は流行るであろう悪さが、
かえるの頃にもやっぱり流行っておりました。
下校途中、数人で集まっては他人様のお家のチャイムを押しては走って逃げる。
特に、足の速い男の子がよくやっては、学校側に苦情を殺到させていたような
そんな記憶がそこはかとなくします。
…。
ところが最近、かえるがお家にいる時間帯にやたらとチャイムが鳴るのです。
特に配達の車が止まった音もしないので、「誰だろう?」とのぞき穴から見てみても、
誰も居ないのです。
そんな事が何度も何度も続く昨今。
最初のうちは、チャイムの配線が壊れちゃったのだろうか?
いっそ、ランドセルを背負った子供が「チャイム押したい病」にかかったのだろうか?
と不審に思っていたのですが、
先日、外出先から帰宅した際、その謎が解けました。
かえるのお家はチャイムがある場所と、家の玄関とがちょっとだけ距離があるお家です。
そのため、チャイムがある場所にはちょっとした支柱みたいなものが立っています。
どうやら近くに住んでいるにゃんこが、そこに上がる時にボタン部分を足で踏みつけ、
よじよじと支柱を上がっているみたいなのです。
いつも部屋にいるかえるにとって、チャイムは外から「音」で何かを知らせるものであって、
よじのぼる時に、ひっかけるものではありませんでした。
まさか、そんな使い方があったとはびっくりしたのですが、
きっと、にゃんこがその登り方に飽きるまでは、「にゃんこのぴんぽん」に付き合わされるようになりそうです。
かえるのお家に来るときは、ぜひとも数回鳴らしてくださいな。
でないと、「にゃんこだ」と信じて外に出るのが遅くなります。
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