平成16年11月5日。
 
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いきなり乾燥してしまったり、血圧ががりがりと下がってしまったため、
一日中ふわふわしているかえるです。
こんばんは。


11月5日を越えるとがらりと変わるショーウィンドー。
あと、雑誌。

というわけで、あっという間にハロウィンからクリスマスに変わってしまった
お外に、「1年はやいなぁ」と思いつつふらりふらりとしてきました。

お店では冬用のお洋服やコートが一番目立つところに飾られ、
宝石売り場では新商品がお目見えし、
お化粧品売り場ではクリスマス限定商品が飾られ。

うきうきしていたら、お財布ごと根こそぎ持っていかれそうなほど
毎年毎年気合の入ったデコレーションで誘います。

流石本家、クリスマスまでにいかに誘うか? といった教育がされています。

と、うっとりふわふわと見ていたのですが、
ここ数年でクリスマスコスメというものがだいぶ様変わりしてきた気がします。


数年前までは「クリスマスの日に綺麗になる」といった商品。
主に、色物と呼ばれる口紅やらアイシャドウやらといった色のつくものを
クリスマス限定でデコレーションしたり、小さなものを出したりといったものが
メインだった気がします。

金色や赤。
普段は使えないけれども、綺麗で仕方ない色を「クリスマスだから」と
上手に言い訳を考えてくれたような気がします。

でも、最近、特に今年は「クリスマスまでに綺麗になる」といった商品。
主に、スキンケアと呼ばれる化粧水や乳液、特に美容液といったものが
クリスマス用に香りを付けたり、人気現行品を小さくして出したりといったものが
目に付くような気がしてきました。

1ヶ月分ぐらいのボディケア用品。
お化粧水や、肌のきめを整える秘密兵器。

また、仮に色物がはいっていたとしても「クリスマス以外にも使えます」
といった、普段からちょっと綺麗にという感じの商品が多い気がしてきたのです。


ハレの日のためだけのものから、ハレの日に向けて使うケの日のためのもの。

なんだか、あまりにも早くクリスマスコスメを出してしまったがために、
ハレからケに商品自体が移行してしまった気がしてなりません。


ハレもケも、両方魅力のある日ですが、
どうせなら、思いきり贅沢なハレの日というのもの経験してみたいなぁと思った1日でした。


けろり。
      
 
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