平成17年1月10日。
 
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「あれは、あんまり火にかけると爆発するんだよ」
そんな言葉を聞いて以来、そーっと近づいて火を消す癖がつきました。
本当に怖くて仕方が無くて、ふるふるしているかえるです。
こんばんは。

風邪のときに食べると楽だよ。
と、お肉もお魚も使わずに作るリゾットを、教えてもらったことがあります。

玉ねぎ、キャベツ、セロリ、押し麦。

これらを圧力鍋を使ってざくざくと煮込み、チーズを溶かしながら食べる
胃に負担がかからなくて美味しいご飯なのです。

ということで、風邪を引くたびに圧力鍋を棚から引き摺り下ろし、
ぜいぜい言いながら大鍋いっぱいにリゾットを作ってはひたすら食べるという、
ちょっと切ないコトをくりかえしているのですが…。

かえる、圧力鍋が怖くて怖くて仕方が無いのです。

あの、圧力鍋を火にかけると聞こえてくる「シュー」という音。
聞こえたら最後、可及的すみやかにそーっとコンロに近寄って、火を消さないと
ばこ! と圧力鍋が空を飛んでしまう気がして仕方が無いのです。

怖いです。
しかも、尋常ではなく冗談抜きに怖いです。

風邪引きで弱っている時に襲う圧力鍋。
かえるより小さいくせに、攻撃力はかえるより大きいに違いありません。
ピンチです。

圧力鍋が襲うのであれば、普通の鍋で作ればよいのでは? とも思うのですが、
何分風邪ひきの身の上、少しでも楽に作りたいのです。

ということで、毎回毎回、身を出来るだけひくく、及び腰どころか逃亡腰で
そーっと火を消しに行くかえる。

そろそろ、個人的に、警察がもっているあのジュラルミンで出来ている、
大きい盾が欲しくて仕方がありません。

アレを盾にしながら、火を消せるのであれば、
かえる、もうちょっとどうどうと火を消せる気がしてならないのです。

圧力鍋。
しゅーしゅー言うので、本当に怖いものなのです。
      
 
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