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暑すぎればぐったりと夏ばてを引き起こしていき、
さりとて空調で調節しようとすると、あっという間に夏ばてを起こす。
そんな、今日び植物であってももう少し頑丈だとつぶやかれたかえるです。
こんばんは。
ゴールデンウィークを過ぎると、じわりじわりと漂う夏の気配。
それらは紫陽花から始まり、白粉花を咲かせ、朝顔に移る間に色濃くなり、
最後には、部屋に風を通しながらの作業が一切出来なくなります。
エアコンの、あの冷ややかな動かない空気の固まりが好きにも関わらず、
あんまり涼んでいると、あっという間に頭痛から具合が悪くなるコンボが始まり、
最後には、朝にも晩にもお風呂で煮られなければ具合の悪さが収まらないという、
素敵状況に陥ってしまうことに、ついこの夏に気が付きました。
しみじみ、筋肉が足りないのは良く有りません。
けれども、今から筋力トレーニングを始めたとしても身につくのは
きっと来年か再来年の今頃です。
それでも、今現在悩まされ続けている頭痛を治すにはちょっとばかり遅すぎます。
仕方がないので、作業は基本的に午前中の涼しい時からはじめ、
夏の暑さに負ける時間帯になったら、お昼ご飯休憩を取り、
「もう死ぬ。暑さで死ぬ。というか、水分取らないとまずい」という状況になるまでは、
ドアというドア、窓という窓を開けっぱなしで作業することにしました。
パソコンだけは別扱いで、扇風機で直接風をあてっぱなしです。
最初の頃は、暑くて暑くてひたすら顔を洗う旅から帰れなかったり、
あせもが大量発生し、痒くて痒くてたまらなくなり作業どころではなかったりと、
夏にやれそうな事は一通り発生したのですが、
それでも、最近はお昼過ぎから5時頃以外はさほど空調を使わなくてもよい気候になってきました。
梅雨の重たい蒸し暑いじっとり勘弁的な初夏にはじまり、
夏の巻き付き首しめな、わーい、このままなら脱水症状ーな真夏を抜けた昨今、
5時に窓を開けると、むっとした暑さのなかにもどこか柔らかな乾いた風。
日が沈めば沈むほど、凪が終われば終わった分だけ、ふわりとしていく夏の風。
良く考えても見れば、お盆も無事に終わったことですし、
涼しくなっていくのは、世のコトワリなのかもしれませんが、
それでも、毎日少しずつ、窓を閉める時間が早くなっていき、
窓を開けて、外の風を向かい入れる時間も早くなっていくというのは、
毎日少しづつ季節が移動して行っているのだなぁ と思うには十分な感覚なのです。
最近は、道に咲く花ぐらいでしか季節の感覚を覚えられなかったのですが、
気温や風の中でも十分に季節が分かるものなのだと、しみじみとした一日でした。
あつあつ。
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