平成17年7月25日。
 
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前の台風の時には上手く逃げることが出来たのですが、
今回の台風の気圧変化の直撃を受け、浮かされたように寝込んでいたかえるです。
こんばんは。

夏休みの小学生であってもこんなに寝ないだろうというぐらい寝ているのに、
頭の芯が引っ張られるかのように眠くなる。

寝ても寝ても起きられずにげんなりしていく気持ちと、
どうにか目を開けることに成功しても、ほの暗い夕方の空の下、
大粒で水銀のように鈍く光る雨粒を見ていると、「ああ、台風なんだなぁ」と思いつつ、
眠りに落ちる。


どうもここ数年で台風に対する免疫が減ってしまったのか、
台風が来ると、眠りこけたり、熱がほかりと出すぎて身動きが取れなくなったりと、
立派な社会人をするには難しい体質へと体が変化してしまい、
毎回毎回、「いやだなぁ」と思いつつも台風が去るのをじっと我慢している状態なのです。

特に嫌なのが、雨。

元々好きではない天候なのですが、あのどこまで耳を澄まして聞こうと勤めても、
どこまでも繋がっているような雨の音。

見方を変えることが出来るなら、どこまでも包み込まれている感覚を覚えるような雨なのですが、
しとしとと柔らかく細かい雨ではなく、どこまでも叩きつけるかのような台風の雨。

この雨音で目が覚めたり、聞きつかれて寝込んでしまったりが続くと、
やはり、どこまで行っても逃れることが出来ない雨の音にカリカリとしてしまうのです。

どうしたって台風の多いこの時期。
終わったと思うと、次が出てくる大発生。

この台風がなければ困る事というのもあるのかもしれませんが、
雨が降るたびに、閉じ込められた切なさというのを感じ続けるのは、
なんとなく、非常につらいものだなぁと思うのです。

くたり。
      
 
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