平成17年9月15日。
 
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辛いのが非常に苦手にも関わらず、カレーは辛い方が美味しいと主張して作った挙句、
お水をがぶ飲みしながら自作カレーを食べたかえるです。
やっぱり、普通が一番美味しい。

「辛いの食べるとおばかになるよ」と親の刷り込みが異常な程刷り込まれてしまい、
家でカレーをするときにも、かえるだけはシチューという情けない状態からはや十年以上。

どうやら「辛いものを食べなくてもお馬鹿だった」という現実を知ってから、
「取り返しがつかないなら食べてみよう」と食べるようになったのですが、
最近までは、そもそもカレーの作り方を知りませんでした。

それまでかえるが知っていたカレー情報といえば、

どうやら野菜が入るらしい。
お肉も入るらしい。
ルーを入れれば出来るらしい。
何を入れても大概美味しいらしい。
隠し味はトマト、チョコレート、味噌、りんご 等とバラエティー豊からしい。

ぐらいだったので、「いっそ、かえるが好きそうなカレーを」と面白がったのが運の付き。

玉ねぎやジャガイモ、人参といった類は全部みじん切りにして炒めてしまい、
そこに豚か牛のひき肉を放りこんで炒める。

水と固形ブイヨン、ハーブ、トマトの水煮を入れて煮込み、
水分が減ったら甘口ルーを入れて出来上がり。


多分、全国カレー党の方々から見たら処罰リストに入れられそうなカレーですが、
ぽーっとかえる一匹が食べるには別に困らない味でした。


が、時折お友達が夕食を一緒にしてくれる以上、お友達が来るときだけは辛いカレーの方がと
辛いルーを買ってきて入れていたのですが、ある日急いで買ってきたのは「極甘口」。

流石にこれは甘すぎるだろう、と出来上がったカレーを味見して思ったかえる、
何を思ったのか、ガラムマサラを大量にカレーに振りかけ混ぜてしまいました。

途端に辛さを増すカレー。

ちょっと味見をした途端、咳が止まらなくなったり、頭痛がするようになりましたが、
きっと普通の味覚の人には「ちょっと辛い」ぐらいだろうとタカをくくって蓋をしておきました。

が、しばらく経っても全く引かない頭痛と喉の痛み。

「まさかカレーじゃないだろう」と笑顔で忘却したままお夕飯を出したのですが、
その後カレーを食べた人も同じように頭痛で苦しんでいるのをみ、
「今日のカレーは頭痛がするほど辛いんだ」という現実にぶち当たりました。

とりあえず、アイスとチャイを追加で出して事は収まったのですが、
収まらないのが残ったカレー。

大概圧力鍋で作るものは、8食分ぐらいをまとめて作るので、
あと最低6回は頭痛発生を余儀なくされそうです。

流石に2日間連続頭痛は嫌だったので、思わず冷凍してしまったのですが、
冷凍しても品物はなくなるわけではなく。

…。
牛乳、粉チーズ、ハチミツ投入と、出来る限りのことはやったカレー。
後一体どれだけの事をすれば、無事に食べられるのだろうか…と、今でも微妙に困ってます。


どうしよう。
      
 
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