平成17年9月19日。
 
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知りすぎて、今更何かを確認する必要が無いと思っていても、
改めて考えてみると、意外と分からないのが自分自身。
そんなことを踏まえてみると、結構楽しいものだと思ったかえるです。
こんばんは。


ミュージックバトンにゲームバトン、フェチバトンにスイーツバトン。
探せばそれこそ生活、思考、趣味が全部分かるほどに、細かい質問が並ぶ質問集なのですが、
あちこちで見かけたり、回してもらったものを、うんうんと書いてみた所、
ふと思うことがありました。

バトンが回されるのは、サイトやブログをやっている「何か」を書くことが可能な人。
にも関わらず、「回ってきたから」「興味があったから」とバトンを書くというのは、
今まで課題に興味が無かったのか、書くタイミングを逸していたのか?
とにょろりと思ってみたのです。

プライベートで書いているはずのサイトやブログ。
興味があるものは、真っ先に書いてしかるべきなのに…といった疑問がにょろにょろと生え、
家のあちこちで増殖してはいたのですが、上手に実にならないこの手の疑問。
仕方が無いから枯れるまでぼんやりと観察しようとしていたところ、
全く別の方向から、バトンをいただきました。

自分の思考についてのいくつかのバトン。

お夕飯を食べた後に書いてみようとメモ帳に移し、仕度をしながら答えを考える。
食後のお茶をお湯のみに入れたら一緒に机に戻り、再度質問を読んでみる。

好きなもの嫌いなもの、得意なもの苦手もの。と、その理由。
なんだか性格診断テスト見たいだなぁと思った瞬間、ふとバトンが流行る理由の端っこが
分かったような気がしました。

その時、その立場等で、ざくざくと変わってしまう自分自身。
ネットの自分と、仕事の自分、後、完全趣味で引きこもりの自分。

そんな雑多かつ流動性の高い自分自身を、一瞬流れを引きとめて考えてみようと思ったら、
バトンの質問というのは非常に便利だなぁと思ったのです。

嫌いなものはすぐに出るけど、理由は漠然として分からない。
好きなものは中々でないけど、理由はさっくりといくらでも出てくる。

得意なものというのは、割合と「安易に出来ること」だと捉えられるけど、
果たして得意なものは安易に出来るものだと言い切ることが出来るのか。

苦手ものは、「やった結果苦手」なのか「食わず嫌いで苦手」なのか、等。


一番身近で、どこまで走って逃げたとしても逃げられないのは自分自身。
でも、どんどん変わる自分自身というのをなかなか捕まえられないのも、
やっぱり自分自身ではないのかなぁと、思うのです。


ネットのかえるというのは、どうやらずいぶんと柔らかい印象をもたれますが、
現実のかえるは、凄くざっぱで酷い生き物らしいです。

立場だけでもずいぶんと違う己自身。


ただ、「流行っているから」と思うよりは、「どうしてあんなに流行るのか」と
少し遠くから見てみると、気づくと面白いものも結構あります。


例えば…、
友達が少なくて、誰にも回せない現実とか。



ううううううう。
      
 
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