平成17年10月19日。
 
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寒いだろうと、ホッカイロを鎖かたびらのようにして出かけたのに、
さっぱり寒くない一日という矛盾に釈然としないかえるです。
こんばんは。


流行は、雑誌やテレビなどの視覚情報から得ることが出来る不思議なもの。

最初のうちは、いまいちだと思っていても、だんだんと目が慣れてしまい、
しまいには妙に欲しくなるという時間がかかる魅了の魔法だと、かえる日々つくづく思うのです。

けれども昨今、小山のように細かく年齢やファッションの区分をされていたり、
多チャンネルの時代を迎えてしまっていると、どの傾向の雑誌を読み、どんなテレビ局を好んでいるかで、
流行のどの部分を重要視するか?というところが変化するのでは?と、かえるしみじみと考えてしまうのです。

流行というのは、ある程度の情報の共用が無くては理解して貰えないものです。

かなり年配の方に付爪の艶やかな形や色は理解してもらえませんし、
びっくりする程若い方に着物の裏地の合わせの妙は気付いてすら貰えません。

理解してもらえなければさっぱり商売にはならないので、対象年齢以外のお店には商品を置いて貰えませんし、
結果、更に相互理解からは遠くなるという、素敵からはほど遠くなる状況に陥ることになっていきます。

確かに、やたらミニスカのご年輩の会や幼稚園生有志による香合の会があったら、
何か人として不変的であってほしい何かが、ガラガラと壊れていきそうなので、
お互いの流行に理解の無い現状というのはその点においては物凄い勢いで素敵な気もするのです。
ええ、大賛成です。

でも、ここ数日の寒さでひたすら震え倒すと思うのです。

今年の流行であるクラシカル。

黒いドロッシーかつレトロな格好にあうようにコートやストール、コサージュ、
更には子牛子ヤギのグラブを出すのであれば、
それに似合う帽子を出してくれてもバチは当たらないのではないだろうかと。

グレタ・ガルボみたいなすうっとした格好がいい帽子。
耳まですっぽりと隠れるのに、さっぱり形を崩さないあの素敵な帽子。


帽子専門店を見る度に覗いてみるのですが、若い方の流行から外れてしまっているのか、さっぱり見かけないのです。


…耳寒い。
      
 
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