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まだ読んでいない日記がないかなぁとうろうろしていたところ、姉の日記という盲点に気が付き、
ふむふむと読んでいたかえるです。
大体50キロぐらい離れて住んでいるので、日記を読まないと生きているかどうかも分かりません。
変な姉妹でごめんなさい。
一時期ほどではありませんが、それでもちまちまと長距離移動が多い生活を送っているため、
ぼけっと時間を潰すということが非常に得意になってしまいました。
雲が流れるのを見ながらお昼寝を決行したり、
蜘蛛が巣をはる作業を見つめながらお昼寝したり、
寝るのに飽きると到着地の美味しいものをちまちまと調べて携帯に入れたりと、
毎回趣旨を変えつつも時間つぶしを行っていたのですが、それでも定番化されたものがあるのでは?
とにょろりと考えておりました。
そんな折に読んでいて、しみじみそうだなぁと思ったのが姉のご飯の日記。
かえるが家で「お正月、松の内までに終わるか雑用レース」を行っている間、
どうやら旅行に出ていた姉、高速や飛行機でなじみのご飯を堪能しつつ帰宅したみたいなのです。
毎回毎回ぎりぎりだったり、ゆるゆるだったりするので
飛行機利用の際は、口の中に突っ込みながら全力疾走可能なまい泉のとんかつサンドイッチ。
新幹線を乗るときは、時間に余裕がある割には足がむくむので、
一定年齢以上対象の薄味関西味付けの大人のお弁当(季節によって内容変更あり)。
そして、高速道路移動の時はやたらと体が冷える上に喉が渇くので、
キツネうどんとSAにおいてある変な飲み物。
時間を潰す方法だけは毎回無い知恵を絞るのに、何故か食べるものだけは毎回同じ。
下手をすれば、買う場所まで一緒かもしれないというぐらいにきっちりとしているのです。
ゲートや出発時間を考えると、大体同じところで食事を取るというのは当たり前かもしれませんが、
なんとなく、それを食べると「旅に出ているのだなぁ」としみじみ実感するのかもしれないと、
日記を読みつつ振り返った一日でした。
「次はあれにしよう」と心に誓っているものは結構あるのですが、一度はまったルーチンの罠からは
逃れられないものみたいです。
いつか、空港のお弁当なるものも食べてみたいものなのです。
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