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寒くなれば寒くなるほど、乾燥すればするほどにしばしばとする目。
ようやくそれに慣れ始めたか…と思う頃には、花粉と黄砂舞う季節になるのだと、
そろそろ諦めの境地に達しつつあるかえるです。
辛い。

後期レポート提出の時期。
ついでに卒論２次締め切り間近。
とどめに後期テスト。
あと学会。

１２月が過ぎたら先生は走らなくてもよかったのでは？　と暦を恨みたくなるくらい、
全力で走ったり、走っている傍で栄養ドリンク置いてみたりと正しく小忙しいお正月明け。

けれども、忙しいときに限って雑用が天から降ってきたり、地から這い上がったり、
それどころかどこの大佐の机の上ですか？　と真顔で聞き倒したいぐらい締め切りが迫っていたりと、
本気で笑えなくなるのもこの季節。

本来なら、上の人を荒縄でもってしばりつけ仕事をさせたりさせたりさせたりしたいのですが、
こういうときに限ってやってくるのが小さな大敵。

姿は見えるか見えないか程に小さいにも関わらず、被害は比較にならぬほどに甚大。
涙は止まらず、くしゃみはとまらず、鼻に至っては言うに及ばず、薬を飲めば途端に役立たずと、
本気で困ってしまう、花粉到来、花粉症発症の時期に突入してしまうのです。

熱を出そうが、子供が早すぎる自分探しのたびに出てしまおうが、それでも仕事をしてもらわなくては
さっぱり間に合わないにも関わらずの花粉。

毎年、ティッシュを抱えながら教室移動をする上の人からの「…きた」「知ってます」「帰りたい」
「帰ったらくびです」という戦いをしながらこの時期を乗り越えるのですが、
時期後半になると、今度被害にあうのはかえる。

中国大陸からやってくる黄砂に、目といわず鼻といわずずるずるにされるのです。
でも、微熱が出ようが薬投入しすぎようが、前半上の人に言った言葉を考えると、
さっぱりこれっぽっちも休めないのが自業自得。


毎年お正月明けからゴールデンウィークが終わるまで、両者一歩も引かせてもらえない人生が続くのです。
ああ、つらい。


と、毎年お正月のお祝いを言いつつも憂鬱な4ヶ月を切なく考えていたのですが、
最近、電気製品を買い足しにお店に行ってみたところ、昔に比べて優秀に優秀を重ねた、
それは素敵な空気清浄機が出ていることを知りました。

ダニや埃は言うに及ばず、黄砂から花粉から全部吸い取ってくれるらしい素敵な空気清浄機。
店員さん曰く、部屋の中では快適に暮らせるらしいのですが、一歩でたら最後とのこと。


一番必要そうなのは、とりあえず研究室と各自の寝室。
もしあるのであれば、持ち歩ける空気清浄機。


人生、良く考えたら負けかもしれないときだって、全力で後先考えずに突き進むことは大事です。
今年こそ睡眠不足でげんなり出かけるのはやめたいです。


というわけで。
奴らが本格的に来るまでに、最も効率よく敵を吸い取ってくれる我らが救世主は、
一体どれだろうか？　と、カタログ片手に探し中です。


目指せ安眠。