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ふかふかスリッパや、パジャマの上に羽織るもの。
そんな冬支度ばかりか、加湿器と湯たんぽ2つが無いと、冷え放題の夜になりました。
金木犀が落ちたら、すぐこうだ。
仕事といえば、感謝状にお礼状、謝罪文に謝りに行く事ばかりしていたら、
気づけば差し入れ、付け届けを考えるのが趣味になってきてしまいました。
新しい研究室には、ゆかり。
何度も通っている場所ならその方の好きそうな日持ちのするもの。
お中元、お歳暮は出来るだけ揃えて。
たんと頂く方は、限定のちょっと入手しにくいものを。
元々趣味のチョコレートと、マカロンの新商品入手の為にまめに調べていたこの手の情報。
気になるお店をみつけては、webで検索で商品をチェックしなおし、
楽しそうなら携帯に入力して持ち歩く。
タイミングがあって食べられたなら、味と、誰に向いているかをメモしてうはうはと。
そんな、趣味全開の差し入れメモでしたが、
遊びに出た友達からの問い合わせや、なによりかえるのおやつ生活に役にたつようになり、
気付けば完全に私用流用となっておりました。
新しい施設に行けば、珍しいお茶や、お菓子にめろめろし、
妙齢の女性とご一緒する機会があれば、最近の美味しい和菓子屋さんを教えていただく。
趣味でもなければ、ここまでは執心することはありませんでしたが、
それでも、続けていれば、色んな事が分かってきます。
商品が大好きでたまらず、取り扱いがなければ別のお店に電話の上取り置いてくれる方。
無理を承知で頭を下げにいくと分かって、かえるにもおやつのおまけをくれる方、
限定品がいつ入るか、こっそり教えてくれる方。
差し入れは、差し入れ先の方を考える事が一番です。
けれでも、それを持っているだけで嬉しくなってしまったり、
ちょっとしたウンチクと共に差し入れにいけるのは、
こちら側としても幸せな事です。
「お疲れ様です」と差し入れたい差し入れの数々。
どうせなら、笑顔で差し入れられるように、
丁寧なお店を沢山探していきたいものです。
老舗は、長く続いているだけあります。
偉いなぁ。
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