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暇さえあれば迷子になる。と言われたのは、プリンターから地図が出なかった時だけ。
携帯の道案内機能を使えるようになってから、ぐんと迷子が減るようになったかえるです。
嘘、電話して聞いてる。
紅茶に生姜を混ぜるだけであったか飲み物に。
オレンジジュースやりんごジュースで割って、濁ったアイスティーを大ごまかし。
ちまちまと作った梅シロップを発泡水で割って、クエン酸補給に。
外でお茶を飲むよりも、家で変な飲み物を飲むのが好きなかえるですが、
たまには外でお茶を飲む事もあります。
国立美術館から、庭園美術館、果ては個展まで、体力と時間の調整がつくようになってから、
歩けるようになった子どものように、てけてけと見に行くからなのです。
美術館の後、ほぅといただく紅茶や珈琲、ハーブティや、お抹茶の数々。
普段は定番の入れ方、飲み方しかしませんが、
場所が変われば入れ方も出し方も変わるのが楽しみでたまりません。
紅茶に砂糖の棒を丸々入れての提供や、自分でバランスのとれるオレンジティ。
お薄と共に出される二人静か二つと、お菓子が選べる玉露セット。
ここまで色々工夫をされると、お茶しに行くのか、鑑賞しているのかわかりませんが、
お腹も幸せでたまりません。
などと、鑑賞の度に幸せいっぱいで楽しげな飲み物を頼んでいたのですが、
この度、カフェで行われた個展にて頼んだ自家製ジンジャーエールにびっくりしてしまいました。
普通のジンジャーエールよりは辛口なものの、ウィルキンソンよりは甘め。
底には生姜の擦った物が沈んでいそうですが、何かピンク色の何かも入ってる。
で、凄く微炭酸かつ、お腹ほこほこ。
お店をでてから、一緒した方と、「生姜は入ってる!」「ウィルキンソンを炭酸で割ってる!」
「あと、何か入ってる気がする!」と話あったのですが、果たして何がどのくらい入っているか?
はさっぱり分からず。
帰宅して、自家製ジンジャーエールの作り方を調べてみたのですが、
材料がしょうが、蜂蜜、スパイス類と、やっぱりいまいち分かりません。
こうなったら、カフェにバイトに入るか、
自家製をひたすら作り倒し、近い味を探求しか道が残されて無く。
無くても困りはしませんが、あると随分幸せにれる、人生の余剰みたいな美味しい飲み物。
引きこもりで、自分の世界を作るのも大好きですが、世の中の幸せを享受するのも、
やはり素敵な事だと思うのです。
自分だけが楽しい、内と外の割合。
上手に見つけられないかと、日々実験中です。
ほこり。
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