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短い電車でぽめらさんを出さないなら、長い電車の時に出せばいいんだ。
と、長時間移動中を探してはぽめらさんをだしているかえるです。
電波入らない地下鉄素敵。
集団行動をとると必ず遅れてしまうため、仕事でも個人でも、一匹ぼっちで生きているかえるですが、
そんなかえるも課金制のゲームにどっぷりはまっておりました。
ぺけんを書く小さな時間は、こいつらに全注入したといってもかまわないほどのはまりっぷり。
なんといっても、時間を選ばずこつこつできて、
ちょこっとづつ増えていくアイテムやクエストクリアなんて、
大型案件が片づいた後のようなカタルシスです。
終わらない案件のストレスをゲームにぶつけ、やっぱり終わらない故障をゲームにぶつけ、
ゲームでもこてんぱんにされては世の無常をしみじみと感じる。
友達いなくなるんじゃないか?と思うほどのはまりっぷりで生活していたところ、
本屋さんにて「ネトゲ廃人」を見かけました。
グループプレイの恐ろしさは、仮想現実上の人間関係だよなぁとしみじみしていたのですが、
よく考えたら、かえるも毎日大量の時間をゲームに捧げている身。
しみじみしている場合ではありません、自覚が必要です。
せめて、電池が無くなったらあきらめるとか、クエストは週に1つを目安にクリアをするといった、
自分制限があった方がよいのではと考えてみたのですが、
これ、なんだか現実の人間関係や仕事にも深く関係するものではないかと思い至りました。
グループでなければやっていけない事柄であれば、
自分がどんなに辛くても、途中抜けすることは難しいですし、
目の前の課題が終わることに快感を覚えるのであれば、
どんどんより難しい課題に挑戦してしまうのが世の癖です。
そう考えるのであれば、確かに、依存、廃人はネットゲームだけではなくあちこちに見かけられます。
でも、なぜネットゲームだけがやたらクローズアップされてしまうのか?
くびをかしげかしげ生活していたのですが、
その理由はやっぱりゲーム中に見つかりました。
毎月課金である以上、提供側は続けてもらう事、辞めないでもらうことがなにより重要です。
そのためには、常に「あとちょっと」で成し遂げるカタルシスを程良い数おいておくこと。
今よりも、「あとちょっと」の努力や時間をかければ叶う事柄であれば、
人間、手間暇かけてしまうのが常ですし、
それまで時間をかけていればいるほど、
全部やりとげたいという欲求はつのります。
でも、相手はお仕事です。
お仕事、しかも複数で作っていればいるほど一人でクリアする事は難しいですし、
難しくしておかないと、そもそものお商売が成り立ちません。
そこのバランスは、商売であるからこそ絶妙ですし、
何事もとことんやりたいと思えば思うほど、はまってしまう事間違いなしです。
完璧を求められれば求められるほど、
現実でかなえられなければかなえられないほど。
ある意味、どっぷりとはまれ、永遠を感じられるものが課金制の素敵さと恐ろしさなきがするのです。
というわけで。
3ヶ月もの間、同じクエストをクリアできず
何百回も殺害を繰り返したかえるは、
そろそろ、ゲームセンスの無さに気づいた方がよいと思う電車内でした。
わーん。
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