12月3週。
お歳暮の季節です。
大体は「贈ったり贈られたり」の穏やかな関係でのお歳暮ですが、
場所によっては、「投げつけたり、投げつけられる」もありなのがお歳暮の怖さです。
黒豆を送れば、煮られて戻れたり、渋柿を全部収穫しておけば、干し柿が届くのもお歳暮です。
毎回、どんなびっくりを贈れるだろうか? と悩んでいた所、先制攻撃が届きました。
形状と重さからして、確実に焼き菓子・チョコレートの類とみられる包み紙。
緑の包装紙に赤いリボンときたら、完全にクリスマス仕様。
完全に騙され、お茶の準備をした上でで開かれる包装紙。
開けた瞬間、きらきら輝くバロック真珠。
…だまされた。
娘さんへの贈り物と間違えた可能性もあった為、連絡もとってみたのですが、
「だまされたわね!私の勝ち!」なる、高らかな勝利宣言の為、
念を入れた先制攻撃の前に、見事なる敗北と相成りました。
一見、○○に見えて、実は××。
「お歳暮」と、きっちりとした形に見えるものであればあるほどに、
フェイントで面白いものを送るというのは、やはり何度やっても楽しいものであると、
心底びっくりした一日でした。
もう、こうなったらお花に見えるキャンディーシリーズで迎え撃つしかありません。
相手が気を抜いた瞬間がチャンスです。
わくわくしつつ、年末です。
まる!
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