平成24年10月7日。
 
Picture
10月1週

文章の構築の話です。

下手の横好きのようにちまちま書いていますが、気をつけていることはテンポだけです。
下手なのでほかの事は諦めております。

最初のころに思い描いていた、聞いてほしいことや、主張したい事を伝えられるように書く!
というのは、気になることなのですが、どうも文章を書くのが下手でした。
どうにもならないことでした。

けれども、文章を読むのは大好きです。
ツイッターのタイムラインを眺めながら、ゴロンゴロンするのも好きですし、
小説も新書も学術書も論文も雑誌も漫画も読みます。
教科書を読むのも、「文章の書き方」なる本も毎日読む物の一つです。

文章の成り立ちやら、読後の世界の認識の違いや、文章の書き方や焦点の当て方による
その人の世界の認識や癖、こだわりなんかを見るのは面白いものです。

更には、自分の「書かれている文章をどう受け取るか?」を人様の認識とのずれを考えることで、
「こんなところにこだわりが!」「ここが逆鱗ポイント!」と思うのもなかなか楽しいです。

暇な時にお勧めです。

しかし、書くのは難しいのです。
2度目に読み直すと、さっぱり違って読めてしまうぞのダブルミーニングや、
同じことを言っているはずなのに、少しづつ世界が壮大になっていく入れ子の文章、
専門外だとさっぱり分からない論文を、専門用語抜きで1から説明してくれる入門書。

これらはもう、努力と才能と普段の努力とひらめきと神様とダイス転がして5以上出さないと
かけないものじゃないのか?と思うほどの綺麗な何かの積み重ねです。

文章そのものが綺麗に構築されているのか、
説明の仕方が分かりやすいのか、
引きこまれるような文体なのか、
愛が溢れてたまらない文章なのか。

文章を書いていくというのは、何を選択して何を書かないで、どう作っていくのか?等
何かと選択の連続なのだなぁと、読んでいて思う今日この頃です。


ただただ書いているだけでは、なかなか上手くならないみたいです。


まる!
      
 
Prev Index Next

Top