11月4週。
人生、苦手なものから逃げてもいいです。
しかし、そのうち逃げられなくなりますので、傾向と対策はお勧めです。
文字や図形を見るだけで、あれほど脂汗を流し、思考は真っ白になり、
見も知らぬ出題者に憎しみすら抱くものというのがあります。
小学生の時の図形の問題。
中学からもれなく始まる外国語の難関さ。
高校あたりの「どうしてそうなった?」数学のかっとばし。あと化学。
大学の概念の梯子の上に概念の梯子を重ねる思考の数々。
などを上げておけば、大体の方が「あいつか!!」と思っていただけると思います。
かえるは、特にシステマティックな対応が得意ではありません。
当時は嫌なものでした。
意味分からないし、何かしないと怒られるし、前提条件の文章がそもそも意味分からないし。
と、思い出すだけで今でも嫌な気持ちになるものばかりなのですが、
ある日ふと、おもしろげなアプリを見つけてみました。
「ざ・角度」
どう考えても角度の問題です。
学習の9歳の壁、「抽象概念」の第一関門、これで算数が嫌いになる子NO.1の角度です。
今思い出すだけで脂汗ものです。
けれども、今回はどうにかしていました。
気が付いたらダウンロードしていたのです。
なんだかとても「脱出系」ぽい、と思ったのが一番の理由でした。
「問題」、解かないとこってり怒られると思うと前提条件の問題は難しいものですが、
「ゲーム」「解けたら楽しい」と思って時間たっぷりで解くなら、なかなか楽しそうです。
その上こちらには「レディネス」という強い味方があります。
ざっくり言えば、「その年齢に達するまではこのレベルの問題は解きにくいですよ。」という奴です。
角度の問題は9歳〜12歳ぐらいで習う問題です。
成人を過ぎているかえるにとっては、レディネスはこちらに味方しています。
よし、やってみよう。
そんな訳で、ちまちまと暇を見つけては解いている小学校の算数シリーズ。
最初の内は「それ。習ったっけ?いや、解くけど」という問題もありましたが、
後半戦、受験問題シリーズになってくると、これはみごとなパズルです。
これを時間内に傾向と対策を考えて解く小学生は見事としか言いようがありません。
偉いなぁ。
小さなころには苦手でたまらなかったことシリーズ。
苦手なままでも一向に構わないわけではありますが、どうせなら「苦手からの脱出」
を試みてもよいはずです。
人生は逃げられることが多めです。
けれども、再戦も可能です。
有利な条件がそろったら、後ろからバット持って殴りに行ってもいいのではないか?
と思った昨今でございました。
ところで。
家の中、「毎日汚れる家からの脱出」は一体どこにヒントが転がっているのか?
ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
これも、なかなかのハードモードです。
まる!
|