7月4週。
今の今まで、頭の中で組み立てたり、崩したり、飛んだりしていました。
一年中、カラダのどこかが悪かったり放熱したりしていると、
最も困ることは体力の余力が少ないことからくる、あれやこれや、です。
日常生活はもちろん、毎日の30分を積み上げて更新しているぺけんだって、
体力の足りなさはちょっとづつ影響を及ぼしてきます。
一つ一つは小さなことですが、毎日続けば大変面倒です。
ということで、何か事が起こったときには
「(余裕最優先と)言い訳してみる」
「(やらないのは)年中行事(であると)してみる」
「(もう出来ないと)宣言する」
等、数々の言い訳シリーズを考えてきましたが、
最近は体力の余力の無さの他にも、足りないものが分かってきました。
気力です。
以前は、ただひたすら「怒られたくない」「格好が悪いところを見られたくない」と、
体力が補えないところは、気力やその他の何かで補ってきましたが、
補給しなくては使用できなくなるのは自明の理です。
体力は、寝て食べておけば回復ですが、気力は何で回復するのだろう?
と、補給に血道をあげておりましたが分かりました。
あんこです。
特に、ほんのりと白さがはいったこし餡に、ぺろーんと力なく伸びては切れる牛皮付き。
赤ちゃんの肌もかくやといったほどの、しっとりとしたどらやき皮や、
一日置いてもぱりりと角が立ったままの最中の皮がついていてもよろしいものがあります。
柑橘系のジャムが付いていてもよろしいですし、無ければ無いで、そのあんこの美しさが際立ちます。
なんと素敵な事でしょう。
しかし、7月も終わり、8月と共に夏将軍が居座ろうとしているこの時期、
美味しいあんこ屋さんは、「夏はあんこを作りません」との張り紙をされるところも多いのです。
暑さで直ぐに傷んでしまうからとのこと。
頭では理解できます。
あんこ職人さんがこの暑さでやられないために、避暑にいかれるのもよろしいと思います。
ただ、こちらも気力がきれました。
「あんこ切れました」の張り紙に、今後の「やる気」補給が尽きたのが最大要因だと思われます。
人生は大体が消耗戦です。
力の限り短期決戦で戦うのも素敵な戦略ですが、兵が少なく、遠くに行く場合には、
ゆめゆめ補給戦を軽んじずにいただきたい。
そう、思う数日でございました。
撤退!
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