1月3週
チョコさえあれば、生きていきます。
新年を迎え、松が取れたらバレンタインの準備です。
送る相手と好みと方向性の整理、今年発売のチョコレート一覧表が手に入ったら、
ただひたすら「これなら喜ばれるかも!」という運命の一品を見つけるまで、
にらめっこを続けます。
至福です。
お中元・お歳暮も同じではないか? とも思うのですが、
あれは形骸的であっても形式がなによりも重要なアイテムです。
バレンタインもお中元的位置に落ち着いてまいりましたが、それでもチョコレートです。
各社が一年の総決算とばかりに、高いインクをこれでもかと使ったカタログは、
それはもう、みているだけで天国です。
たかがチョコレートかもしれません。
しかし、送る相手の態度や対応を勝手に判定し、更には結果のチョコレートを、
いきなり送りつけるというテロ行為が出来るのはこの日だけなのです。
まさにチョコレートテロです。
チョコレート万歳。
そんな訳で、お世話になった方には敬意をこめて。
義理だけ尽くす必要がある方には義理義理しいチョコレートを探すべく、
カタログをめくったり、戻したり、比較してみたりと、それはそれは充実した日を過ごしておりました。
閑話休題。
そんな事を毎日やっているかえる自身も、チョコレートが大好きです。
カカオという制約があったはずなのに、その殻から全力で羽ばたいた挙句に発展一大国家を作り上げ
もう誰もが口出せないような超大国になった感なんて、見ているだけで心が震えます。
震え終わったら、食べます。
月々、チョコレート貯金が存在しているほど愛していますし、
ここ数年においては、ホテル・デュ・キャップ-エデン-ロックのアフター9、10、12のチョコレートに
並々ならぬ愛をそそいでおりました。
バレンタインのチョコレート狩りに行けば、まず最初に捕獲しにいく対象です。
ミントのさわやかさといい、マシュマロのほの甘さといい、アロエの斬新っぷりといい最高です。
世の中というのは、なんと素晴らしい物を生み出すのであろうか。
人類はここにチョコレートという英知を生み出したのだ、ハラショー。
だがしかし、始めがあれば終わりもあります。
古代ローマがうっかり気を緩めて滅んだように、「新しいの作りたいんだよねー」の一言で、
チョコレートが廃番になるのもよくある事です。
今年、ホテル・デュ・キャップ-エデン-ロックのアフターシリーズの入荷はないらしい。
との一言が回ってきました。
おお神よ。
貴方の素晴らしさを知らなければ、私は幸せのままでした。
貴方が居ないのに、どうしてチョコレートの素晴らしさを称えられましょう。
ムリでございます。もう無理なのです。
現実に戻り、バレンタインの発注が出来ましょうか。
いきなりテンションローでございます。
周知・通達:「2014年、バレンタインは終了いたしました」
本日は、この連絡を回した上で、ゆっくりと気を失う予定でございます。
oh!
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