平成26年11月30日。
 
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11月5週

「労働安全衛生法の一部を改正する法案」が施行される事となりました。

とだけ書くと難しそうに聞こえますが、
一部だけ抜き書きをすれば「従業員の精神的健康のケアだって重要です」という
事です。


働く人が最大限の能力で働けるように。


とだけ書くと聞こえは良いですが、その状況を続けるためには奇跡の様な条件が
必要です。

・健康であること。
・本人の周囲の環境(職場、自宅、友人関係)が良好であること。
・病気にかからない事。

一瞬ならば、全てが成立することがありますが、
何年も病気一つせず、具合が悪くならず、職場の仕事内容がきつくならず、
程良い過負荷の中で過ごせ、家族や親族が健やかで、友人とも仲が良いという事
は有りません。

よもや桃源郷の世界です。


しかし、「よもや夢物語だから」と諦めてしまわないのも人間の特性です。
一つづつでも積み上げていけばいいのです。
運が良ければ生きているうちに、ダメでも何世紀か後に出来るかもしれません。

世の中とは大概、大きな努力と運と偶然で出来てます。


そんな訳で、今ある健康を少しでも損なわない為に何をしたらよいか?
という側面から色々と考えてみたところ、一つの案が出てきました。

精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)によると、
休養をとった方が良いほどの症状には大体5つのものが出てきます。

ということは、です。
これさえ気にしておけば、休養をとるまでの不調にはならないのでは?
と思ったのです。

転ばぬ先の杖。

人間転べば痛いのです。
転ばないに越したことはありません。


そんな訳で、即席で作った5つの質問。
試しに週に1回、その週の評定をすることにしたのですが、
これがもう散々な物でした。

寝ているというよりは、力尽きる。
食べないと持たないので、食べやすいお八つばかり飲み込む。
休みたいけど、休憩時間をとっている暇が無い。
「間にあわない!間にあわないようははは!」と目先の事ばかり考えた挙句、
持病の肩凝り度はウナギ上りです。


転ばぬ先の杖になれるかなぁ?と思って作った気楽な5つの質問。
改めてじっくり考えているのであれば、なかなか悲惨な現状です。

寝て起きて、そして迫りくるTODOリスト。
毎日やっている事なので、もはや慣れつつありましたが、
身体症状は正直でした。


健康で居続けること。
そのために、自分がやらなくてはならないこと。

ちぎっては投げられる技術は大事ですが、
ちぎれる体力と気力を回復させる事もこれまた大事なお仕事です。

日常という大魔王を倒し続けるには、計画的な休憩は必須。

分かって入るつもりですが、やはり、常に気にする事も大事でした。
あやうく、疲労骨折になるところでした。

休憩!
      
 
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