平成27年1月18日。
 
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1月3週

コラーゲンが良いらしい。
いやいや、ハト麦だって相当の物らしい。
最終手段としては、いっそ恋に落ちると良いらしい。

社会の中で生活していると、どうも気になるのが外見です。

1日3回のバランスのとれた食事に運動、睡眠時間。
程よいストレス発散と良い人間関係なんぞがあれば良いのでしょうが、
大概、どれかが欠けているのが現実です。

それにもかかわらず、です。
世の中は「努力でなんとかなる!」と、つるつるの人間を求める物ですし、
どうにか誤魔化す必要があるのも、これまた世の中の常なのです。


端的に申せば、大変お肌が荒れました。



どんなに技術が発展しても、、一年中良い日が続くわけではないように、
何もなくても、天候不順の日が続く事があるのです。

そんな絶賛天候不順、かえるのお肌にただいま停滞!

病院にも行きましたが、いつもの通りの原因不明。
前例にのっとって、神頼みもあちこちお願いしましたが、
今現在、効果のほどは出ていません。



こうなると、残された手段はあと一つ。
プラセボです。

プラセボは効果が無いもの代表に見えますが、そんな事はありません。
彼の主成分はブドウ糖と乳糖、そして思い込みです。


世の中、楽天的に考えるだけで人生が楽になるという実証結果があるぐらいです。
プラセボを盲心的に信心し、朝晩事あるごとに積極的に摂取、
感謝をささげ続ければ、きっと効果があるに違いありません。


思い込みです。
人間、良い方に思い込んだ方が勝ちなのです。
ということで、プラセボを探す事といたしました。

そもそも、プラセボはある程度の前例がなくてはなりません。
「駄目だと思って○○を飲んだら凄く効いた!」「疑っていたのに、凄い事に!」と、
薬事法違反レベルの口コミが必要なのです。

いろんな人や場所で、繰り返しプラセボ効果を耳にする事で、
「効くんだ。ふーん。」という差別的な気分から、「ひょっとしたら…」と期待
を抱き、
最後には、夢と希望を求めて購入する事になるのです。


何か、適当な物はないものか。
と、あちこちに耳をそばだてていたところ、一つのプラセボを見つける事ができ
ました。


マシュマロです。


食べればたちどころに、全身ぷるぷるになり、爪の曇りや髪の絡まりまで一気に
解決との事。
どのマシュマロでも良いわけではなく、出来うる限りピュアなゼラチンを使用した
新鮮な物が良いとのことでした。


これです。


この、霊験あらたか過ぎる一品。
新鮮なゼラチンでなくてはいけないという、この限定感。
たまりません。

いっそゼラチンを購入、家庭で作製すれば、「新鮮なマシュマロ」が食べられる
のでは?
と、海藻ゼラチンと牛由来のゼラチンを購入したところで、ふと我にかえりました。

マシュマロを作る必要が、本当にあるのか?と。


マシュマロとはつまり、卵白、砂糖、ゼラチンからなるお菓子です。

卵と砂糖は、毎日の食事の中で十分に摂取していそうですし、
逆に、食べてなさそうものとしては、ゼラチンです。


流石に単体で食べるには絶妙な食材ではありますが、
いっそ、毎日の食事の中に混ぜ込んでしまっても、問題無い気がいたします。


そう思った瞬間、ついうっかりお味噌汁に加えて煮込みにし、
そのまま食べてしまいました。

味の変化は認められませんでした。
しかし中にはゼラチン、今回のプラセボ様が混入されております。
食べ続ければ、きっと効果が出てくるはずです。
きっと多分!

覚えるものは藁をもつかむ。
そして、信じる者は救われる。

マシュマロが本気をだして、かえるを救ってくれるその日まで。
かえるはマシュマロを信じる予定で生きてます。



助けて!
      
 
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